• LP
  • Recommended
  • Back In


Romance Revolution

  • Cat No: OTCRLP005
  • 2021-06-28

これは素晴らしいですね、、東アフリカはザンジバル諸島の伝統音楽、ターラブのコアな精神を受け継ぐSITI MUHARAMによるデビュー作。ベテランのワールドミュージック批評家筋が大絶賛する本作が、DENGUE DENGUE DENGUEなんかをリリースする新進レーベル、ON THE CORNERからというのも新しいフェーズ。って理屈抜きなディープ・メディテーション/トランス・ミュージックでもあります。

ザンジバルとはアフリカ東海岸にあるインド洋上の島々の地域。地理学上に当然様々な文化が交わったというわけで、音楽もターラブという独自の音楽があります。このSITI MUHARAMは、男性のみのアラビア語で歌われていたターラブを女性でスワヒリ語で歌ったという、東アフリカ初のレコーディングした音楽家であり革新者Siti Binti Saad(1880–1950) のひ孫らしいです。その精神を受け継ぐ本作。にしてもなんとも言えぬ色気と瞑想感を携えた深みのある音楽、、、円やかな美しさ。ウードの旋律がどこまでも酩酊させてくれます。パッと聴きイスラム音楽?中近東/アラビック?それは難しいな〜ではなく、このザンジバルという独自のアフリカでもなくアラブでもインドでもない地域の音楽を感じてください。シンプルにアイランドミュージックでもあります。この折衷感と不思議な抜けの良さがダンスミュージック・フレンドリーなレーベルから紹介された理由でしょうか。リズムも伝統ガチガチよりずっとミニマルでダンス耳にも心地よし、いやはや素晴らしい。有名な"エチオピーク"シリーズでエチオピア音楽は紹介されましたが、実は同シリーズでザンジバルもあるんです。この盤が耳と地図を広げる鍵になるかも。 (Shhhhh)

Track List

  • A1. Machozi Ya Huba

    4:39
  • A2. Sikitiko

    7:44
  • A3. Pakistan

    6:36
  • B1. Nyuki

    5:09
  • B2. Kijiti

    6:59
  • B3. Alaminadura

    4:43

Back to List

ページトップへ戻る

fold the sound player