• 2LP
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Voodoohop Entropia Coletiva II

  • Cat No: VOO004
  • 2021-01-07

Voodoohop名義でのコンピレーション第2弾。21世紀のトロピカリズモ・オリジナル・スロー酩酊グルーヴ。私がプロデュースした”ENTORIPIA 1.5”から2年、BPMだけでなくペースもスローで神出鬼没な彼らのセルフプロデュース盤。

今回のメンバーはオリジネイターのThomashにA Macacaはもちろん、2020年傑作アルバムを出したGama、もちろんPeter PowerとUrubu Marinka、Jaku Na、Kupaluaら。さらにXique-XiqueといったAcid Pauli以降のスローハウス系でも知られつつある面々。残念ながらR.Vincenzo、Psilosamplesの名前はないものの、その分今回の内容はよりスロー・イーブンキックにフォーカスされ、南米サイケデリア色が強かった”1.5”よりもテクノ/ダンスミュージックよりとなっております。しかし耳を澄ませば当たり前ですがブラジル/ラテンのリズム、旋律も見え隠れ。ダンスミュージックにおけるトライバルというキーワードはどの時代にもありますが、そのどの流行とも一線を画した異形のテクノ集。
ワールドクラスにまでいったNicola Cruzやそれぞれ個性を出し始めたアルゼンチン・エレクトリック・フォルクローレ勢との発展の違いも面白い。
テクノ、エクスペリメンタル方面からワールドミュージック好きまで幅広く聴けるんですが、安易なピースな音楽ではなく、オーガニックですがダーク。アヤワスカと言いたいがさらにケタミン。世界を見回してもこんなテクノは相変わらずないです。凄味。 (Shhhhh)

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