- 2LP
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Various
Voodoohop Entropia Coletiva II
Voodoohop
- Cat No: VOO004
- 2021-01-07
Voodoohop名義でのコンピレーション第2弾。21世紀のトロピカリズモ・オリジナル・スロー酩酊グルーヴ。私がプロデュースした”ENTORIPIA 1.5”から2年、BPMだけでなくペースもスローで神出鬼没な彼らのセルフプロデュース盤。
Track List
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A1. PETER POWER - Spine Tingles
6:49 -
A2. ELLIOF TOUCHY /GATS - Noon
4:46 -
A3. A MACACA /PEACE /ROJEY - Soley Katuntu
7:03 -
B1. THOMASH /OSMARINO FREITAS - Carimbo Da Roça
6:36 -
B2. DJ FOI MAL /XIQUE-XIQUE - Nome E Apelido
5:04 -
B3. M.RUX /THOMASH - Tukuna Hering
6:05 -
C1. NILLO - Siböktä
6:01 -
C2. URUBU MARINKA /GAMA - Azouke
7:03 -
D1. SUPERCOMBO LOS CAVIARES - Glassminazed
10:30 -
D2. JAKU NA - Fiofasta Babu
3:14 -
D3. IACI KUPALUA - Squirting Mantra
6:08
今回のメンバーはオリジネイターのThomashにA Macacaはもちろん、2020年傑作アルバムを出したGama、もちろんPeter PowerとUrubu Marinka、Jaku Na、Kupaluaら。さらにXique-XiqueといったAcid Pauli以降のスローハウス系でも知られつつある面々。残念ながらR.Vincenzo、Psilosamplesの名前はないものの、その分今回の内容はよりスロー・イーブンキックにフォーカスされ、南米サイケデリア色が強かった”1.5”よりもテクノ/ダンスミュージックよりとなっております。しかし耳を澄ませば当たり前ですがブラジル/ラテンのリズム、旋律も見え隠れ。ダンスミュージックにおけるトライバルというキーワードはどの時代にもありますが、そのどの流行とも一線を画した異形のテクノ集。
ワールドクラスにまでいったNicola Cruzやそれぞれ個性を出し始めたアルゼンチン・エレクトリック・フォルクローレ勢との発展の違いも面白い。
テクノ、エクスペリメンタル方面からワールドミュージック好きまで幅広く聴けるんですが、安易なピースな音楽ではなく、オーガニックですがダーク。アヤワスカと言いたいがさらにケタミン。世界を見回してもこんなテクノは相変わらずないです。凄味。 (Shhhhh)