ゼロ年代東京アンダーグラウンド・シーン、RAWLIFEに代表される混沌を混沌のままに提示する風景を、ライヴハウスからクラブ、特殊なヴェニューまで、東京のアンダーグラウンド・シーンの脇道をすり抜けるように活動を続ける2MUCH CREWの2009年にリリースしたファーストアルバムにして、リリースから10年以上の年月を経ても、全くその魅力が色褪せるどころか、よりキュートに輝き続け、初期衝動と未完成の危ういバランスがオルタナティヴ/ヒップホップ/エレクトロ/シカゴ/ゲットーハウス/パンク/ガレージ/ハードコア/スカム/etc…が奇跡的モーレツに2MUCH CREWとしてフレッシュにスパークする唯一無二の存在感かっちょよさを圧倒的に放ち続けているマスターピース傑作の嬉しいアナログ化。「だんだん出来てきた！10年やってこんなもん。」グッときてハッとさせられながら青春させられる、かけがえのない未来に向けての永遠の名盤。大推薦盤とさせていただきます。アナログ化おめでとうございます。ほぼ同時期にアナログ化となった「スマーフ男組の個性と発展」と共によろしければぜひ。 (コンピューマ)