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Kruispunt
Steganos-graphia
Hanging in the wall
- Cat No: KRSPNT-002
- Release: 2023-03-09
- updated:2023-10-11
花電車、PARA、EP-4等で活動する 家口成樹 (Shigeki IEGUTI)、Enitokwa、MAYUKo(Synth Sisters/Crossbred)のハードコア・ニューエイジ・シンセサイザートリオKruispunt(クライスパント)、およそ8年ぶりのセカンドアルバム「Steganos-graphia(ステガノスグラフィア)」がリリース。
Track List
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1. Kyrie
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2. Steganos-graphia
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3. Natsu ni karada uku.
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4. Surf into the time
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5. Route-6089
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6. Vesak.RMX
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7. Encrypted Visions
>> 24bit/96khz [wav/flac/aiff/alac/mp3]
2018年の夏、京都Urbanguildにて行われた灰野敬二さんのエレクトロニックセットライブのオープニングアクトとして我々Kruispunt が演奏させていただくという機会がありました。灰野さんのライブはとても凄まじく、自分はいま神話を目撃してるのだ、、などと感じたりしたのですが、会場の真ん中には灰野さんの演奏をハイレゾ録音するためのダミーヘッド型のバイノーラルマイクが設置されていて、この録音を担当されていたAnimaさんが知らぬうちに録ってくださっていた我々の即興演奏でのライブ音源をもとにこの2ndアルバム「Steganos-graphia」の制作が始まりました。
タイトルの「Steganos-graphia」とは「一枚の絵の中に見えないように描かれたもう一つの隠れた絵、秘められたメッセージ」などといった意味で、暗号用語「Steganograph」の語源となったラテン語の言葉です。
イメージやエネルギーがシンセサイザーによって空気振動である「音」に変換され、「音」が録音されて「データ」という形や重さを持たないデジタル世界の存在に変換され、「データ」がレコードやCDに刻まれることによって形のある世界で「モノ」として姿を持ち、そして再び空気や鼓膜を振動させ、神経を伝わる電気信号となって誰かの胸にメッセージやエネルギーとして届く、、これはよくよく考えてみれば魔法のような出来事だなと思ったりするのですが、イメージやエネルギーから「モノ」を生み出すことのできる人間のこの魔法のような力のことや、姿形を変えながらイメージやエネルギーが軽々と時空や次元を飛び超えてしまうこの奇跡のような出来事のことを「秘められたメッセージ」にたとえ、このようにタイトルをつけました。
マスタリングは1stアルバムと同じくKABAMIX氏、1stアルバムのリリースツアーの際に宿泊のために立ち寄った伊勢でエレクトロニックインダストリアルユニットCARREのメンバーとして出会い、後に私のφononからのリリース全作品のデザインを担当していただいてくことになったMATERIAL氏にデザインをお願いし、この2ndアルバムが完成しました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
家口成樹
【ライナーノーツ】
『即興演奏でのライブ録音をベースに作られたKruispuntの2ndアルバム。即興演奏は瞬間の連続のようだ。運良く、あるいは準備して記録されなければ、それらは過去の時間の中で、人の記憶の中で永遠に漂う。今作はその過去の美しい瞬間を取り出し、今と未来へ向けて構築された、まるで魔法のようなシンセミュージックである。朝に聴くと良いなと私は感じました。過去であっても、そして今もこれからも、朝という超自然的な時間には、この作品のような美しく創造的な音像が鳴っていて欲しい、そう感じた作品でした。』
ナカコー
『 試聴一度目。遥か上空へと誘われ、失われた空中都市を俯瞰しているような感覚を得 る。二度目。立場が逆転する。聴き手である私自身がこの音楽を何処かへ導こうとする 欲求。さて、三度目は?』
原田仁 (ROVO)
『 街中と山とで聴き比べてみる。体感温度は上昇し、生々しいハーモニクスコラージュ が途轍もない感情を生み出す。シンセ愛がたっぷり散りばめられたディープな音の粒集。新スピノーザ・サウンドデザイン☆』
ALTZ (altzmusica)
『 始まりであり終わりのような電子音漂うソリッドエアー。3人のシナスタジアの共鳴 が全方位に放たれ描く円相を刻印したトータル アルバム! 』
和泉希洋志
『 前作では、秀逸な自然科学ドキュメンタリーの架空のプログラムの音響効果を聞いているかのような錯覚に陥っ たが、8年の歳月を経たこの新作「Steganos-graphia」では、まるで人生の深みや精神の成熟、豊かさまでもがシンセシスにエレクトロニクス宿っているかのような、まろやかで味わい深い桃源郷アンサンブルを前作以上に奏でて くれているようにも感じて、さらには、バイノーラル録音とKABAMIXによる立体的サウンドデザインも手伝って、よりアーバン臨場感溢れる多次元サウンドマッサージ音響効果に脳内がトロトロにとろけてしまいそうになりました。 IEGUTI (PARA)、 Enitokwa、MAYUKo (CROSSBRED / SYNTHSISTERS)、関西を代表するシンセサイザー/エレクトロニクス名手3人によって、深く呼吸するかのようにインプロヴァイゼーション調和される7章45分、極上ディー プ・メディテーショナル、完璧なるハードコア・ニューエイジ妄想涅槃トリップ体験ヘの誘い。アセンション。』
COMPUMA
【アーティストプロフィール】
IEGUTI SHIGEKI
90年代なかばころより花電車、drillmanなどのヘヴィーサイケデリックロックバンドに、シンセサイザー/キーボードプレイヤー、プログラミング、作編曲などで参加。2000年代初めころよりソロ名義での音源製作や、セッションプレイヤーとしての演奏活動を開始。
Jesus Fever、King Brothersなどのアルバムや、数枚のコンピレーションにソロ名義で参加した後、山本精一によって招集されたPARAに参加、現在にいたる。
2011年から2015年にかけ、SUZMENBAに参加。
2014年、Kruispunt名義での諸活動、開始。1970年、京都生まれの水瓶座。
Enitokwa
CLASSIC-NEW WAVE-HARD CORE-INDUSTRIALを通過後渡米、90年代初期NYCの音楽文化に触発され活動開始。1994年Space Lab Yellow(eleven)のレーベルにアーティスト兼A&Rとして加わりDJ K.U.D.O aka ARTMANと共に東京Techno黎明期の一端を担う。現在は大阪を拠点にDJ、楽曲制作ともエンターテイメントを極力排除し一人の音楽愛好家として場所、人と無我の共振を深めていくことに音の楽しみを感じている。
MAYUKo
90年代後半ライブ開始。
2003年結成CROSSBRED、2007年始動SYNTH SISTERS をメインに、GROUND & MAYUKo、Kruispunt(家口成樹&Enitokwa&MAYUKo)、等 数々の音源リリースに加え即興演奏でのセッションライブ、ジャンルにとどまらない交流。独自の宇宙観で数多くのライブと音源を残すシンセサイザープレイヤー。
タイトルの「Steganos-graphia」とは「一枚の絵の中に見えないように描かれたもう一つの隠れた絵、秘められたメッセージ」などといった意味で、暗号用語「Steganograph」の語源となったラテン語の言葉です。
イメージやエネルギーがシンセサイザーによって空気振動である「音」に変換され、「音」が録音されて「データ」という形や重さを持たないデジタル世界の存在に変換され、「データ」がレコードやCDに刻まれることによって形のある世界で「モノ」として姿を持ち、そして再び空気や鼓膜を振動させ、神経を伝わる電気信号となって誰かの胸にメッセージやエネルギーとして届く、、これはよくよく考えてみれば魔法のような出来事だなと思ったりするのですが、イメージやエネルギーから「モノ」を生み出すことのできる人間のこの魔法のような力のことや、姿形を変えながらイメージやエネルギーが軽々と時空や次元を飛び超えてしまうこの奇跡のような出来事のことを「秘められたメッセージ」にたとえ、このようにタイトルをつけました。
マスタリングは1stアルバムと同じくKABAMIX氏、1stアルバムのリリースツアーの際に宿泊のために立ち寄った伊勢でエレクトロニックインダストリアルユニットCARREのメンバーとして出会い、後に私のφononからのリリース全作品のデザインを担当していただいてくことになったMATERIAL氏にデザインをお願いし、この2ndアルバムが完成しました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
家口成樹
【ライナーノーツ】
『即興演奏でのライブ録音をベースに作られたKruispuntの2ndアルバム。即興演奏は瞬間の連続のようだ。運良く、あるいは準備して記録されなければ、それらは過去の時間の中で、人の記憶の中で永遠に漂う。今作はその過去の美しい瞬間を取り出し、今と未来へ向けて構築された、まるで魔法のようなシンセミュージックである。朝に聴くと良いなと私は感じました。過去であっても、そして今もこれからも、朝という超自然的な時間には、この作品のような美しく創造的な音像が鳴っていて欲しい、そう感じた作品でした。』
ナカコー
『 試聴一度目。遥か上空へと誘われ、失われた空中都市を俯瞰しているような感覚を得 る。二度目。立場が逆転する。聴き手である私自身がこの音楽を何処かへ導こうとする 欲求。さて、三度目は?』
原田仁 (ROVO)
『 街中と山とで聴き比べてみる。体感温度は上昇し、生々しいハーモニクスコラージュ が途轍もない感情を生み出す。シンセ愛がたっぷり散りばめられたディープな音の粒集。新スピノーザ・サウンドデザイン☆』
ALTZ (altzmusica)
『 始まりであり終わりのような電子音漂うソリッドエアー。3人のシナスタジアの共鳴 が全方位に放たれ描く円相を刻印したトータル アルバム! 』
和泉希洋志
『 前作では、秀逸な自然科学ドキュメンタリーの架空のプログラムの音響効果を聞いているかのような錯覚に陥っ たが、8年の歳月を経たこの新作「Steganos-graphia」では、まるで人生の深みや精神の成熟、豊かさまでもがシンセシスにエレクトロニクス宿っているかのような、まろやかで味わい深い桃源郷アンサンブルを前作以上に奏でて くれているようにも感じて、さらには、バイノーラル録音とKABAMIXによる立体的サウンドデザインも手伝って、よりアーバン臨場感溢れる多次元サウンドマッサージ音響効果に脳内がトロトロにとろけてしまいそうになりました。 IEGUTI (PARA)、 Enitokwa、MAYUKo (CROSSBRED / SYNTHSISTERS)、関西を代表するシンセサイザー/エレクトロニクス名手3人によって、深く呼吸するかのようにインプロヴァイゼーション調和される7章45分、極上ディー プ・メディテーショナル、完璧なるハードコア・ニューエイジ妄想涅槃トリップ体験ヘの誘い。アセンション。』
COMPUMA
【アーティストプロフィール】
IEGUTI SHIGEKI
90年代なかばころより花電車、drillmanなどのヘヴィーサイケデリックロックバンドに、シンセサイザー/キーボードプレイヤー、プログラミング、作編曲などで参加。2000年代初めころよりソロ名義での音源製作や、セッションプレイヤーとしての演奏活動を開始。
Jesus Fever、King Brothersなどのアルバムや、数枚のコンピレーションにソロ名義で参加した後、山本精一によって招集されたPARAに参加、現在にいたる。
2011年から2015年にかけ、SUZMENBAに参加。
2014年、Kruispunt名義での諸活動、開始。1970年、京都生まれの水瓶座。
Enitokwa
CLASSIC-NEW WAVE-HARD CORE-INDUSTRIALを通過後渡米、90年代初期NYCの音楽文化に触発され活動開始。1994年Space Lab Yellow(eleven)のレーベルにアーティスト兼A&Rとして加わりDJ K.U.D.O aka ARTMANと共に東京Techno黎明期の一端を担う。現在は大阪を拠点にDJ、楽曲制作ともエンターテイメントを極力排除し一人の音楽愛好家として場所、人と無我の共振を深めていくことに音の楽しみを感じている。
MAYUKo
90年代後半ライブ開始。
2003年結成CROSSBRED、2007年始動SYNTH SISTERS をメインに、GROUND & MAYUKo、Kruispunt(家口成樹&Enitokwa&MAYUKo)、等 数々の音源リリースに加え即興演奏でのセッションライブ、ジャンルにとどまらない交流。独自の宇宙観で数多くのライブと音源を残すシンセサイザープレイヤー。
前作では、秀逸な自然科学ドキュメンタリーの架空のプログラムの音響効果を聞いているかのような錯覚に陥ったが、8年の歳月を経たこの新作「Steganos-graphia」では、まるで人生の深みや精神の成熟、豊かさまでもがシンセシスにエレクトロニクス宿っているかのような、まろやかで味わい深い桃源郷アンサンブルを前作以上に奏でてくれているようにも感じて、さらには、バイノーラル録音とKABAMIXによる立体的サウンドデザインも手伝って、よりアーバン臨場感溢れる多次元サウンドマッサージ音響効果に脳内がトロトロにとろけてしまいそうになりました。 IEGUTI (PARA)、 Enitokwa、MAYUKo (CROSSBRED / SYNTHSISTERS)、関西を代表するシンセサイザー/エレクトロニクス名手3人によって、深く呼吸するかのようにインプロヴァイゼーション調和される7章45分、極上ディー プ・メディテーショナル、完璧なるハードコア・ニューエイジ妄想涅槃トリップ体験ヘの誘い。アセンション。(COMPUMA)