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Canto Ostinato(Simeon ten Holt)

  • Cat No: WV248cd
  • updated:2023-08-02

前作、ライヒ「Music For 18 Musicians」の再構築作が圧巻であった職人 Erik Hall によるクラシック・ミニマリズムの新編集シリーズ第2弾。今回はテンホルトの代表的ピアノ作『Canto Ostinato』

オランダの作曲家、故シメオン・テン・ホルトが1976~79年にかけて 4台のピアノのために書かれた、調性、単純三和音、リズムパターンの移り変わりへの回帰を目指した作品、これをまたエリック・ホールは前作同様、ループも量子化も、プログラムされた楽器もシーケンスされた楽器も一切使わず、 62年製のハモンドM-101オルガン、78年製のローズ・マークIエレピ、そして家宝である1910年製のスタインウェイ・グランドピアノの3台を使用し、自力での演奏再現に取り組みました。『Canto Ostinato』の再演や別の楽曲への置き換えでの作品は数あれど、ここまで現代的さとクラシカルのバランスが良い作品は初めてでは。耳を傾けると、ページをめくる音、タッチ音やペダルの音も聞こえるアンビエンスがすてきです。第三弾にも期待してしまいます。お勧めです。 (AYAM)

Track List

  • A1. Sections 1-69

  • B1. Sections 70-106

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