- LP
- Recommended
- Back In
Kosuke Shimizu(清水恒輔)
MICROMACRO
MY BEST! RECORDS
- Cat No: MYRD158
- 2024-03-23
mama!milkでの活動を礎に、LABCRY、Ego-Wrappin’をはじめ数多くのセッションワークの活動でも知られるコントラバス奏者、清水恒輔、初のソロ・アルバムがLPレコード・オンリーでリリースされた。2018年から、京都、金沢、ウズベキスタン、イタリア、奈良、金沢で録音し、5年がかりで作った初めてのソロ・アルバムにして、コンポーザー/サウンドクリエイターとしての才がくっきりと浮き彫りになった見事なるアルバムが誕生している。推薦盤とさせていただきます。待望再プレス。再入荷できました!
Track List
-
A01. Metropolis Rhapsodie
-
A02. Loosen Nuts
-
A03. Pianista Grandioso
-
A04. Carta del Norte
-
A05. A Night of Rootless Cosmopolitans
-
A06. Azul, nocturno
-
A07. Кин-Дза-Дза
-
A08. Duet I
-
A09. Escapement Waltz
-
B01. Vuelvo al Norte
-
B02. Noches del Sur
-
B03. Duet ll, sonoro
-
B04. April Portraits
-
B05. Azul, madrugada
-
B06. Tempo Scherzando
-
B07. L’histoire d'un homme modeste
-
B08. The Last Call
水蒸気の如く吹き上げられる穏やかで真摯な熱情と、丁寧に紡がれた軋みのレイヤー、具体音の底から届けられる一筋の旋律が、ただただ美しく、儚く響く。
京都の街から世界に向けて、耽美かつ美しき世界観で彩るmama!milkでの活動を礎に、サイケデリック・ポップバンドLABCRYの低域として、そしてEgo-Wrappin'をはじめ数多くのセッションワークでの活動でも知られるコントラバス奏者、清水恒輔。初のソロ・アルバムとなる本作は、コンポーザー/サウンドクリエイターとしての才がくっきりと浮き彫りになっています。
時に金沢の倉庫のごとき謎空間で、地元京都のギャラリーで、ウズベキスタンはタシュケントや京都の機関区で……レコーダーを片手にいつ完成するかもどうやって形にするかも考えぬまま、気のおけない音楽家たちとのセッション/演奏を記録し続けて約5年、具体音の音塊を加えて解体/編集を延々と続け、清水ならではのスパイスを投入しながら煮詰め続けたのが、この組み細工のような音楽です。
ピエール・バスティアンような機械の軋み、パスカル・コムラードのキッチュな愛らしさ、レイモンド・スコットのダイナミズムもこのアルバムには収録されています。また若き日の清水の根っこに潜むパンキッシュな世界観に加え、リリカルなピアノ奏者やコントラバス奏者とのデュオ等の小品も美しく響きます。
饒舌かつ洗練のようにみせかけて、不器用かつ混沌と軋みを感じさせる音楽。これはノスタルジックじゃなく、光ある未来へのサウンドトラックのようなもの、かもしれません。
清水恒輔:コントラバス、チェロ、バスクラリネットetc.
曽我大穂:フルート、カバキーニョetc.
巽勇太:自作装置
生駒祐子:カシオトーン、マリンバ、アコーディオンetc.
Gak Sato:スネアドラム
林正樹:ピアノ
市原大資:トロンボーン
守屋拓之:コントラバス
yatchi:ピアノ
窪田健策:テルミンetc.
武島悟:クラリネット
WADA MAMBO:ギター
安藤健二郎:バスクラリネット
谷口かんな:マリンバ
マスタリング 西川文章
[清水恒輔 Kosuke Shimisu]90年代よりベーシストとして 関西を中心にラブクライを始め、数々のバンドのボトムを支え、アルバム作品をリリースするのと平行して、インプロビゼーションから、録音実験、ダンス・舞台音楽など、実に様々な現場を経由してコントラバスを手にする。1997年より、アコーディオン奏者・生駒祐子とのデュオ「mama!milk」のコントラバス奏者として、世界各地の古い劇場、客船、寺院、美術館等での演奏を重ね、数々の演奏家をゲストに迎えたアルバム作品を制作・発表。また、映像・美術作品のための音楽や、フィールドレコーディングを用いた架空のサウンドトラックの制作なども行っている。
京都の街から世界に向けて、耽美かつ美しき世界観で彩るmama!milkでの活動を礎に、サイケデリック・ポップバンドLABCRYの低域として、そしてEgo-Wrappin'をはじめ数多くのセッションワークでの活動でも知られるコントラバス奏者、清水恒輔。初のソロ・アルバムとなる本作は、コンポーザー/サウンドクリエイターとしての才がくっきりと浮き彫りになっています。
時に金沢の倉庫のごとき謎空間で、地元京都のギャラリーで、ウズベキスタンはタシュケントや京都の機関区で……レコーダーを片手にいつ完成するかもどうやって形にするかも考えぬまま、気のおけない音楽家たちとのセッション/演奏を記録し続けて約5年、具体音の音塊を加えて解体/編集を延々と続け、清水ならではのスパイスを投入しながら煮詰め続けたのが、この組み細工のような音楽です。
ピエール・バスティアンような機械の軋み、パスカル・コムラードのキッチュな愛らしさ、レイモンド・スコットのダイナミズムもこのアルバムには収録されています。また若き日の清水の根っこに潜むパンキッシュな世界観に加え、リリカルなピアノ奏者やコントラバス奏者とのデュオ等の小品も美しく響きます。
饒舌かつ洗練のようにみせかけて、不器用かつ混沌と軋みを感じさせる音楽。これはノスタルジックじゃなく、光ある未来へのサウンドトラックのようなもの、かもしれません。
清水恒輔:コントラバス、チェロ、バスクラリネットetc.
曽我大穂:フルート、カバキーニョetc.
巽勇太:自作装置
生駒祐子:カシオトーン、マリンバ、アコーディオンetc.
Gak Sato:スネアドラム
林正樹:ピアノ
市原大資:トロンボーン
守屋拓之:コントラバス
yatchi:ピアノ
窪田健策:テルミンetc.
武島悟:クラリネット
WADA MAMBO:ギター
安藤健二郎:バスクラリネット
谷口かんな:マリンバ
マスタリング 西川文章
[清水恒輔 Kosuke Shimisu]90年代よりベーシストとして 関西を中心にラブクライを始め、数々のバンドのボトムを支え、アルバム作品をリリースするのと平行して、インプロビゼーションから、録音実験、ダンス・舞台音楽など、実に様々な現場を経由してコントラバスを手にする。1997年より、アコーディオン奏者・生駒祐子とのデュオ「mama!milk」のコントラバス奏者として、世界各地の古い劇場、客船、寺院、美術館等での演奏を重ね、数々の演奏家をゲストに迎えたアルバム作品を制作・発表。また、映像・美術作品のための音楽や、フィールドレコーディングを用いた架空のサウンドトラックの制作なども行っている。
ピエール・バスティアンような機械の軋み、パスカル・コムラードのキッチュな愛らしさ、レイモンド・スコットのキュートなダイナミズムもこのアルバムに内包されており、若き日の清水の根っこに潜むパンキッシュな世界観に加え、リリカルなピアノ奏者やコントラバス奏者とのデュオ等の小品も美しく響いている。
ノスタルジックでエレガント洗練のようにみせかけて、不器用かつ混沌と軋みを感じさせる音楽にして、優美な退廃美とリリカルな郷愁を運ぶ光ある未来へ向けてのサウンドトラックのようなサウンドトリップする音楽集とも感じさせてくれる。JAPANESE NEW EXOTICAにとも称されるであろう全17曲。LP+DLコード、インナーシート封入。 (コンピューマ)