2024年に来日して圧倒的なパフォーマンスを魅せてくれた、スペインのスソ・サイスによる新作！
南ヨーロッパ / イベリア半島の脈々と受け継がれたサイケデリック絵巻の眩き最新刊。そしてスペイン語圏ということで南米サイケデリアとその情感全般との親和性、もちろんのバレアリックの快楽と切なさ哀しみのが底に漂う。さらにスペイン実験音楽シーン（マドリード音響派なんて造語もみました）とインテリジェンスを通過した結晶による美しすぎるアンビエント・サウンド。
今作のコンセプトは、

"何千もの生き物が、自分たちの命、自分たちの生息地の持続可能性、自分たちの未来のために叫んでいる。その喧騒が、歪んだ、耳をつんざくような、理解しがたいノイズを生み出している。その歪みの中に深く入り込み、すべての声を理解し、すべての声の中にある強さと美しさを発見しようと試みている。これが、『Distorted Clamor』の作曲を始めたときに最初に抱いたイメージだった。歪みや、私たちが普段は捨ててしまうような音（クリック、クリップ、チック、トック、プルック、クラッシュ）は、美を生み出すことができるのだろうか？この疑問は、プロジェクト全体にも付随している”(SUSO SAIZ)

とのこと。もちろんMUSIC FROM MEMORYからのリリース。文句なしの年末の大推薦。