渡されたトラックを聴いたレーベルボスのCHIRID CARRIERが、即プレスをオーダーしたというナイスな１枚。黒いヴォイスサンプルとファンキーなギターで引っ張り、歯切れの良いビートワークが冴えたA1”Naked Sucker”、中盤のムーグシンセでテンションを飛ばすB2”Soul Glo”(sample2)など、ユニークかつフロアユースなハウスを収録。

ファンキーなギターカッティングとしっかりと打ち込まれるキックが気持ちいいA1”1989”(sample1)にA2”Urban Skills”(sample2)から、弱酸性のジャッキンハウスB2”Rope a Dope”(sample3)まで、USハウスにも限りなく近いヌケがあって、シンプルに躍らせてくれるフロア・トラック。これを気に入ったPHILL WEEKSが受け取った10テイクのデモ・トラックから、すぐさまプレスされた模様。DJ SNEAK等のシカゴ・ファンからディープハウス好きまで使える、爽やかな４trk。

微かにさざめくクリスピーなバックグラウンド、ゆれながら耽々と捌く発音のいいモジュラー使いの”Anotherone”、ユニークなアングルの電子音が時折あらわれ、後半にかけて光芒が差し込む”3Rd Eye”(sample2)など、＜ROBSOUL＞で積んだキャリアから一歩踏み出そうとする意欲の３トラック収録。