ナイジェリア出身でイギリスに渡り活動、前作アルバムにはATONY ALLENも参加しているFunsho Ogundipe率いるアフロ・バンドAYETOROのニューアルバム。各自が乱れ打ちしてるようで完璧に調和しているDON CHERRYを思わせるようなイントロから、ポリリズミックなアフロビートを、力抜けている様で、洗練されたグルーヴで打ち出す「Yaro」で幕開ける。ナイジェリアン・ハイライフへのオマージュ「Highlife is my music」,「Afrobeat #9」「Nkem」。どれもかっこいいけれど「Afrobeat #9」最高。ミックス/マスタリングは兼ねてから親交のある、UK ディスコ/ジャズファンク・レジェンド「Rude Movements 」でお馴染みのSUN PALACEのMIKE COLLINSの名前がクレジットされています。 (サイトウ)

〈FLYING MONKEY〉からの前作「Asoju Oba」も良かったラゴスのアフロジャズバンド・AYETOROの新作は、ヨルバ語で目に見えぬ神々の情事といった意味を持つ「Irunmole」をタイトルに冠したニューアルバム！ロンドンとアクラでレコーディングされた今作はかなりアダルトで洗練されたジャズ要素の多いモーダルなアフロビートといった感じで、パーカッションとピアノだけの”Langa (part 2)”(sample2)のようなクラーヴェっぽいものから、紅一点のヴォーカリスト・DESTINEE ONIANGUEのハスキーなコーラスが魅力ある、コンゴ共和国の小説家・ソニー・ラブ＝タンシに捧げたダンサブルなアフロベース”Lalala (For Sonny Lab'ou Tansi)”(sample3)などオススメです！ジャケットの油絵はイスタンブールの女流画家・JENNIFER IPEKELによる精霊の世界。

FELA KUTIやモダン・ジャズに影響を受けているロンドン〜ナイジェリア/ガーナのミュージシャンによるアフロビート・バンドAYETOROの2014年のアルバム。ストックしました！A1は、打ち込みのリズムとフェンダーローズをフィーチャリングしたドープなアフロ・ジャズ・ハウス。 (サイトウ)