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Christer Bothén
Christer Bothén Donso n’goni
Black Truffle
- Cat No.: Black Truffle 133
- 2025-09-17
1970年代からスウェーデン・ジャズや即興シーンでバスクラリネット/テナーサックス奏者として活躍、マリにてドソ・ンコニ(ワスル族の6弦「狩猟用ハープ」)を学び、その後DonCherryにこの楽器を教えて、Organic Music Society時代には広く共演した事でも知られるスウェーデン・ジャズ即興シーン・レジェンド、クリスタル・ボテンによるドン・ンゴニ・ソロ演奏、スピリチュアル催眠的心地よさに包まれる名演を収めた、長い活動の中での記念すべき初ソロ名義アルバム作品がBlack Truffleよりリリースされた。素晴らしい。祝!!!大推薦盤。
Track List
1970年代からスウェーデンのジャズと即興のシーンで活躍し、しばしばバス・クラリネットを演奏していたボテンは、1971年にマリに渡り、最終的にマリ南部のワスールー地方に辿り着き、そこでワスールー社会の狩猟民族カーストの神聖なハープであるDonso n’goniに出会った。この楽器を演奏するのは伝統的に狩猟民族の兄弟団に属する者に限られていたが、BothénはBrouema Dobiaという熱心な師匠を見つけ、何ヵ月にもわたる集中的なマンツーマン・レッスンを経て、Bothénは伝統的な演奏と独自のスタイルによる演奏の両方を許可されたという。スウェーデンに戻ったBothénは、学んだことをDon Cherryに伝え、『Trance』(昨年2024年にBlack TruffleよりLP復刻されました。)のアフロ・ジャズ・フュージョンをはじめ、さまざまな独創的なセッティングでDonso n’goniを演奏した。
Christer Bothén「Donso n’goni」今作に収められた7つの小品は、彼の弟子であり共同制作者でもある名ベーシスト、Kansan/Torbjorn Zetterberg、そして、Marianne N’Lemvo Lindenが2台目のDonso n'goniで参加するB3「Waso Manjé」を除いて、すべて彼の催眠術のように繰り返されるペンタトニック・パターンに超集中された精神性に満ち溢れたスピリチュアルな西アフリカ・ジャズ、ドンソ・ンゴニ・ソロ名演となっている。仄かなるグルーヴィンなる芳しさにも魅了される。
プロデュースはJohan Berthling(Fire! & Ghostedのメンバー)が担当しており、2019年から2023年にかけてストックホルムで3回のセッションが行われた。
本人による詳細なライナーノーツ、マリ滞在時の素晴らしいカラー写真が添えられたライナーノーツ封入。ダウンロードコード付き。 (コンピューマ)