それぞれのソロ作品だけでなく、セルフレーベルからの作品でカルトな人気を誇るディープハウスデュオFRANK & TONYが、珍しく〈SCISSOR AND THREAD〉以外からのリリース！軽快パーカッシブなドラムに、柔らかく抑揚するシンセフロート、ベルシンセが溶け込むタイトル曲「Exiles」(sample1)を筆頭に、情感溢れるダンススケープを展開。上音の浮遊感に対するファットベースのグルーヴコントラストも素晴らしい、レコードでかけたい鳴り。 (Akie)

〈PEOPLE OF EARTH〉も話題のMICHAEL SCOTTと、ブルックリンの「HALCYON」レコードショップのオーナー・SHAWN SCHWARTZらのサポートで運営する、FRANK & TONY(a.k.a.ADULTNAPPER & ANTHONY COLLINS)によるレーベル〈SCISSOR AND THREAD〉からの最新作。陶酔感のあるウワ音に包み込んだダビ―なアトモスフェリック・ディープハウス”Procession”(sample1)、粒子の細かいハイハットにクリアーかつ浮遊感たっぷりなウィッキド・ベースが支えるタイトルチューン”Odes”(sample2)も上品質なアンビエント・ダンス！幽玄なスウィープが微睡むようにたなびくパーカッシヴ＆メロディな”Surface Prelude”(sample3)など、全４トラックを収録！

いまっぽいロウな質感剥きだしのマシーントラックに、シタールのような弦楽器のフィードバックとアフリカの打楽器・コラの芳醇な耳ざわりのメロディー遊びが響き渡る”Ebreo”(sample1)、いい感じ！そして、〈CITY CENTRE OFFICES〉を中心に活動していたシュトゥットガルトの黒人プロデューサー・DONATO WHARTONの'06年アルバム「Body Isolation」の冒頭トラックを、FRANK & TONYがエディットした”Absentia (Frank & Tony Breakaway Edit)”(sample2)、歪んだダークでメランコリーな情景を浮かばせる漆黒トラック”Pavane”(sample3)など、全４トラック。