デトロイトの90年代のハウス/テクノ・シーンで、テレンス・パーカーやSCAN 7と活動を共にした知る人ぞ知る黒人DJプロデューサーで近年リリースが活発化しているGARI ROMALISがFLUMO LIMITEDからシングル・リリース。オールドスクール、シカゴ/デトロイトなテイストの良質なサウンド。リズムの刻み方が絶妙。ESTEBAN ADAMEのルーディーなベースとリズムにスピリチュアルなシンセが絡むリミックスも絶妙にいい感じ。 (サイトウ)

Terrence Parkerとも親交の深い(96年に、KDJもリリースしたテレンス・パーカー主宰のIntangible recordsからリリース)デトロイト・ローカルのベテラン、Dockside RecordsやRAWAX/HOUSEWAX等から近年リリースしているGARI ROMALIS。KDJのおかげでその存在が世界に響き渡った、デトロイト・ローラースケートディスコをタイトルに、4 TRACKS。この人完全にツボです。ポンコツ、LO-FI ゲットー・ディスコ・ハウス。ラベルのきわどさ。 (サイトウ)

Norm Tally、Rick Wade、Dwayne Jensen。デトロイトの深部をリリースしてきたフランスのアンダーグラウンド・レーベルDOCKSIDE。新作は、Terrence ParkerやMix Master Lou(SCAN 7)らと"CRATESAVERS"というプロジェクトを組んでいたGari Romalisのソロ・リリース！シリアス、デトロイトサウンドなんだけれど、変な鳴りかたしそうです。というかかなり変な感覚。LO-FIシンセ/マシーンサウンド、ポンコツだけど溢れ出るこだわり。ダブワイズなsample_1。ある意味JEFF MILLSの宇宙人と対極の同類に思えてきたり (サイトウ)

プロデューサーとしても〈Rawax〉や〈Bosconi〉などでリリースを重ねるGARI ROMALISが送り出す、陰湿で芳醇なデトロイト・ディープハウス4トラック！スモーキーなニュアンスをディープかつダビーに描いたA1.A Deepa Flo（Sample1）。ジャジーなシンセリフ、重厚なボトムグルーヴのA2.Caught Up（Sample2）。A2と同じようなずっしりとしたボトムとは対照的なドリーミーなエキゾティック・メロディーが使われながらも、それをローファイに仕立てることで統一感を持たせつつ独特な世界観を表現したB2.No Way Out（Sample3）はオススメです！ (〈Ashikaga〉)