それぞれソロとして活動していたOLIVER & XAVIERからなるユニット、DETROIT SWINDLEの＜HEIST＞やセルフ・インプリント＜OUER＞からリリースをかさねつつ、ライヴパフォーマンスやポッドキャストでのセッションをメインに活躍してきたジャーマン・デュオ・OUERが、＜DIRT CREW＞から久々となるシングルをドロップ！瑞々しくポリリズミックに光彩を放つラディアンスなアルペジオ・シンセと、ブロークンなハーフ・テンポの長いイントロダクションから神々しく突き抜けるようなストリングスと共に4/4へとスウィッチしながら展開していくタイトルトラック”Stingray Nebula”(sample1)、粒立ちのいいスネアを追いかけて走っていくハイハット、フーヴァーにフローティングするエモーショナルなサブベースと優しく耳を撫でるヴィブラフォンも相まって美しいハイライトを描く”Undine”(sample2)、２トラックが最高！フィメール・スポークンとジャジーなグランドピアノ、ロウなリズムのコントラストがド渋な”Inside”(sample3)含む５トラックEP。

LIL TONYとのユニット・FUTURE BEAT INVESTIGATORの一員、ROBERTO RODORIGUEZによる瑞々しくサイケデリックなシンセワークス”Aleph (Roberto Rodriguez Remix)”(sample1)、90'sインフルエンスドな気怠いヴォーカル使いがツボにハマるPANTHERA KRAUSEによる”Vertical (Panthera Krause Remix)”(sample2)も最高！イタリアのハードウェア・ハウス・デュオ・MINIMAL AFRIKAによる、オーガニックに変換されたメロディーが独特のテイストを生み出した”Supra (Minimal Afrika Remix)”(sample3)ほか、THOMMYY RA、PERFECT STRAIGHTといったニューフェイス達も侮れずいい感じのミックスを提供しています。是非。

〈FREUDE AM TANZEN〉や〈LEGOTEK〉といったベルリンのハウス寄りのレーベルで活動してきたOLIVER GEHRMANN & XAVIER HIRSCHの２人によるデュオ・OUER。ジャジーにスウィングするビートワーク、途中から挿入されてくる中域を転がるようなエレクトリック・フレーズが効いてくる”The Ascent”(sample1)がオススメ！また、GLENN ASTROやMAX GRAEFあたりの屈折ファンクネスに脳天突き抜けてくるフュージョニックなソロパートが伸びていく"Move Over"(sample2)もナイス！