粘着質のエレクトリックなトラックにメランコリックなメロディーのISOLEEリミックス。

DIYNAMIC等からリリースしているPAULO OLARTEの新作は、彼の娘のEmilianaに捧げたヴォーカル・トラック。彼がアンデスはコルディリェーラを旅した際に感銘を受けた、そこに暮らす人々にインスパイアされた歌詞を乗せた異国情緒と愛に満ちた美しい仕上がり。彼らしいエレクトリックで太いトラックとMAURICE AYMARDのやさしいヴォーカルがマッチ。リミキサーにはAERA名義も好調のGOLDWILLを迎え、こちらはより深くダビーな仕上がり。エフェクトで泳がせたヴォーカル、軋むメロディー。ナイス。 (カイハラ)

ドイツの新興レーベル第3弾は、FRESH FISHはじめ、DIYNAMIC、MOOD MUSICといったジャーマン・ハウス・レーベル中心にマイペースな活動を続けているPAULO OLARTE。ユニークなメロディーと音使い、空間性で彼らしさがよく出てるタイトル曲は、最近調子良いBRUT!からのリリースで知られるDREI FARBEN HOUSEのリミックス収録！小気味良い崩れたビートとヴォイス・サンプルが生み出すジャッキン・グルーヴ。これも良いですよー。ANTONELLIのリミックスも入ってて、さらには別曲「sweet sugar」も捨て難いディープ・トラック、と内容充実の1枚！推薦盤です。 (カイハラ)