2000年代頭から始まり、永らくCDでリリースを続けていたレーベル〈TREADER〉が2018年からレコードでの過去作再発を開始。こちらはレコード7作目で2004年作。レーベルオーナーの二人ASHLEY WALES、JOHN COXON(ABOUT GROUP)によるユニットSPRING HEEL JACKと、USの大ベテラントランぺッターWADADA LEO SMITHのコラボ作品。参加メンバーも豪華です!とても繊細に音を重ね合わせ、音の隙間も演奏しているような極上な演奏。
アンソニーブラクストンとのトリオのメンバーであり、デレクベイリーとも共演するアメリカのWADADA LEO SMITHが参加しているというのもすごいですが、それだけではなインプロ巨匠EVAN PARKER、ロンドンの即興インプロ界の重要人物でありcafeOTO周辺で頻繁に話題に挙げられるインプロトリオN.E.W.のベースJOHN EDWARDSも参加。それぞれが主張し合うのではなく、その瞬間に必要な音を置いていくような緊張感のある演奏。そしてそこに乾いたWADADA LEO SMITHのトランペットが入ってくる瞬間が鳥肌ものです。匠たちだからこそできる、崇高なセッション。 (日野)
アンソニーブラクストンとのトリオのメンバーであり、デレクベイリーとも共演するアメリカのWADADA LEO SMITHが参加しているというのもすごいですが、それだけではなインプロ巨匠EVAN PARKER、ロンドンの即興インプロ界の重要人物でありcafeOTO周辺で頻繁に話題に挙げられるインプロトリオN.E.W.のベースJOHN EDWARDSも参加。それぞれが主張し合うのではなく、その瞬間に必要な音を置いていくような緊張感のある演奏。そしてそこに乾いたWADADA LEO SMITHのトランペットが入ってくる瞬間が鳥肌ものです。匠たちだからこそできる、崇高なセッション。 (日野)