当然のように今回のリリースも素晴らしい。〈RVNG INTL〉傘下の最も注目すべきレーベル〈FREEDOM TO SPEND〉からのリリースです。「ゲド戦記」の作家としても知られるアメリカの女性SF作家URSULA K. LE GUINが書いた小説「Always Coming Home」(1985)に、BUCHLAシンセ奏者であり作曲家のTODD BARTONが曲を付けたもの。架空の女系民族ケシュ族に付けられた叙情的でありプリミティブな作品。もちろん大推薦です!!
「ケシュの詞と音楽」と付けられたこのアルバムは、URSULA K. LE GUINの小説「Always Coming Home」の中で登場する女系民族ケシュ族の音楽をTODD BARTONが創造したもの。それは元々初版についていたカセットのみで聴けるものでしたが、それを〈FREEDOM TO SPEND〉が初めての再発を行いました。空想の中のノスタルジーに浸るシンセサイザー、詞、そしてまるで現地に行って録音したかのような歌声と自然の音が強烈なほど美しい。シンプルな声の響きだけで作られたトラディショナルな響きの曲などを聴くと、作曲家としての能力の高さを思い知らされます。Tracklistからもどうぞ。これは推薦させていただきます! (日野)
「ケシュの詞と音楽」と付けられたこのアルバムは、URSULA K. LE GUINの小説「Always Coming Home」の中で登場する女系民族ケシュ族の音楽をTODD BARTONが創造したもの。それは元々初版についていたカセットのみで聴けるものでしたが、それを〈FREEDOM TO SPEND〉が初めての再発を行いました。空想の中のノスタルジーに浸るシンセサイザー、詞、そしてまるで現地に行って録音したかのような歌声と自然の音が強烈なほど美しい。シンプルな声の響きだけで作られたトラディショナルな響きの曲などを聴くと、作曲家としての能力の高さを思い知らされます。Tracklistからもどうぞ。これは推薦させていただきます! (日野)