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KIM OKI
Love Japan Edition
Bayon Production
- Cat No.: ROMAN-027
- 2024-06-01
"世界の声"をモチーフにした1st"Les voies du Monde"からなんだこれ?となり、アマゾンにrecしに行った2nd"Les Voies De L'Oyapock"がなかなか衝撃。ノイズとエスノとミニマルとでEYEさんのサウンドを勝手に思い出してました。この2ndは菊池成孔氏もdommuneで紹介してましたね、某大御所ノイズアーティストも絶賛。
3rd本作は、現代のサラヴァとも呼ばれたLe Sauleらパリ/ベルギー地下の感性も加わり、より幻想寓話的、シネマティックな音像に。普通にDJでも使いたい"Onze heure trente et une"(sample1)、Loup Uberto参加の"Fronni d'Alia"なんかはイタリアのフォルクローレのモチーフ?架空フォルクレーレ"Parrandada de Entroido do Canizo"(sample3) 、など他にもサックスドローンに突如フォルクローレ的な声が入ってくる驚、オノマトペ的声楽な呪文ミニマル、、。さらにEYEさんもそうですが、No-Neck Blues Bandら90`sジャンクも思い出す。決してダンス耳的快楽的な音ではないですが、音に入れば納得の不思議な抜け感。尖ってます。難解かなと思いつつ、やっぱり超かっこいい。なかなか紹介されることが少ない今欧州アヴァン、Aksak Maboulの新作やLEONORE BOULANGER & JEAN-DANIEL BOTTAなんかの作品と併せてどうぞ。 (Shhhhh)
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“ジャズ”と言ってもアブストラクトなものではなく、耳障りはアンビエント世代以降の快楽と全体のスムーズさは絶えず漂いながら、モダン・クラシカル、ポスト・アンビエント、ヒップホップ、ソウルまでクロスオーバー、さまざまなジャンルを通過して昇華した素朴なメロディと”歌”が残る2010年以降のジャズ。その延長線上のアジア版の現象でしょう。。。代表曲Cotardʼs Syndrome”sample1 ”から全曲素晴らしすぎます。 (Shhhhh)