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Sissoko Segal Parisien Peirani
Les Egares
No Format
- Cat No.: NOFO581
- 2023-04-17
"世界の声"をモチーフにした1st"Les voies du Monde"からなんだこれ?となり、アマゾンにrecしに行った2nd"Les Voies De L'Oyapock"がなかなか衝撃。ノイズとエスノとミニマルとでEYEさんのサウンドを勝手に思い出してました。この2ndは菊池成孔氏もdommuneで紹介してましたね、某大御所ノイズアーティストも絶賛。
3rd本作は、現代のサラヴァとも呼ばれたLe Sauleらパリ/ベルギー地下の感性も加わり、より幻想寓話的、シネマティックな音像に。普通にDJでも使いたい"Onze heure trente et une"(sample1)、Loup Uberto参加の"Fronni d'Alia"なんかはイタリアのフォルクローレのモチーフ?架空フォルクレーレ"Parrandada de Entroido do Canizo"(sample3) 、など他にもサックスドローンに突如フォルクローレ的な声が入ってくる驚、オノマトペ的声楽な呪文ミニマル、、。さらにEYEさんもそうですが、No-Neck Blues Bandら90`sジャンクも思い出す。決してダンス耳的快楽的な音ではないですが、音に入れば納得の不思議な抜け感。尖ってます。難解かなと思いつつ、やっぱり超かっこいい。なかなか紹介されることが少ない今欧州アヴァン、Aksak Maboulの新作やLEONORE BOULANGER & JEAN-DANIEL BOTTAなんかの作品と併せてどうぞ。 (Shhhhh)
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ジャケ写にある木漏れ日のしたで聴くような絵本のような一枚。曲によってはアコーディオンとチェロの音色からフレンチ・ミュゼット/ヨーロッパ・トラッドの香りも感じられ、ちょいと珍しい静謐トラッドかつダンス耳にも優しい仕上がりです。クラシック化したBallake Sissoko & Vincent Segal / Chamber Musicの延長の世界ですね。もちろんパリのNO FORMATより。 (Shhhhh)