PLOYによる強烈ベーストラックが記憶に新しい〈TIMEDANCE〉の新作は、鬼才BATUと共に〈FRINGE WHITE〉を動かすLURKA！ややスローモーなアコースティックドラムで踊らせておいて、当然ノイジーなビート射撃を食らわす「Heat Mover」(sample1)はもちろん、読めない変則リズムと鉄製シンセが掛け合うブロークンビーツ「Battery」(sample2)も素晴らしい。今作も実験性とダンス性を共存させたキラーボムを、ますますTIMEDANCE見逃せません。 (Akie)

ブリストルのアーティスト・コレクティブYOUNG ECHOのメンバーVESSEL＆CHESTER GILESが音とポエトリーで表現するユニットASDA。〈NO CORNER〉からもリリースする彼らが、ブリストル前線レーベル〈FUCKPUNK〉からリリースした強靭パンキッシュ・ベース作品がリプレス。エンジンタンクの中にいるようにリフレインする歪んだ低音ビートにCHESTER GILESのポエトリーが邂逅する「Spud-U-Like」(sample1)、ノイジーな音響と破壊的キックが殺りあう「Trash And Ready」(sample2)、両曲ともに屈強なVESSELのサウンドと淡々としたCHESTER GILESのポエトリーのコントラストがとにかくかっこいい。推薦。 (Akie)