客演などでリリースはありましたが、フルアルバム＆フィジカルリリースは約10年ぶり。プリンスやファンカデリックの影響と現代の洗練されたR&B感覚を併せ持ち、プロデュース、エンジニア、アレンジ、作曲、歌唱の能力までも持つ実力者で、Onraが放ってはおけない逸材。アルバムタイトルや曲名にもついていてコンセプトにもなっており、ジャケにも一緒に写る息子、愛称Tinky。かわいいですね。彼の音楽性の中枢でもあるP-FUNKをタイトルに捧げたコズミック・ファンクA4.「P For Life」、サックス奏者Donald Hayesを迎えたアーバン・スムースジャズB4.「Realize」、ハウスとファンクの相性を魅せるB6.「Tinky's Dance」(sample 2)は、ファンク職人味が溢れる粘りシンセに、レジーの歌声がサイケデリックに響き渡る4分50秒間。など満足の12曲、全てトラックリストからもご試聴可能です。 (AYAM)