- 7inch
- 7inch
本竹裕助
十九の春 / 銃後の妻
マルフクレコード
- Cat No.: FF-53
- 2025-01-01
【琉球民謡|マルフクレコード45s】沖縄発で全国に知られた最も有名な歌謡曲「十九の春」の本竹裕助による 1972 年のデビューEP。
Track List
Track List
戦後の沖縄民謡黄金期を築いた最大の功労者小浜守栄は、沖縄民謡の巨人・嘉手苅林昌の師匠とも言える存在。「ラッパ節」は、明治期に活躍した演歌師・シンガーソングライター・流行歌の元祖・添田唖蝉坊作で、小浜守栄が歌詞を変えて嘉手苅林昌が歌っている。コザ(現沖縄市)の地名がたくさん出てくる小浜守栄作の「コザ小唄」はコザ讃歌ともいえる曲。味わい深い名作︕ (内海イズル)
Track List
「いろは歌」は、ウトゥダーズのちびっ子たちの声と三線、ギターから始まって、徐々に楽器が増えてきて最後はドラムやベースまで加わってゆったりとしたグルーブを作っていく、郷愁感あふれるこども民謡の秀作。琉球で最初の公的教育機関となる明倫堂 (1714 年開設) に尽力した名護親方(程順則)の書いた「琉球いろは歌」を歌詞にし、沖縄の心をメロディーにする大作曲家、普久原恒勇が曲をつけた民謡。「琉球いろは歌」とは、六諭衍義のこころを琉歌にし、いろは順に編集したもので、人としての道理にならう、人が生きるために必要な「教え」の数々。「卵とぅハンダマ」はこどもたちにとってごちそうの、沖縄でよく食される料理についての歌。 (内海イズル)
Track List
首里王府時代からの琉歌を伝承する伊波氏の伊波貞子、久美子、みどり、智恵子、4姉妹によるフォーシスターズ。数多くの民謡や俗謡を残していますが、この浜千鳥節は古くから伊波氏に伝わる舞踊をともなう歌だそうで、うるま市赤野海岸に浜千鳥の歌碑も建立されている。三線、ゆったりと旋回する独特のリズムと、節。素晴らしい録音だと思います。B-SIDEは「梅の香り」。70年代の若き日のフォーシスターズの魅力。 (サイトウ)
Track List
ページトップへ戻る
与那国島出身の永く活躍する沖縄民謡の唄者、本竹裕助のデビュー作。与那国民謡の歌手、津波洋子とのデュエット。戦前の那覇の遊廓で流行した俗謡をもとに編曲したもので、離縁を迎える妾の心を歌った曲で、田端義夫によるカバーを皮切に、松坂慶子、高田渡、朝崎郁恵、THE BOOM、知名定男+大城美沙子などにも受け継がれた名曲。B-SIDEには、津波洋子の「銃後の妻」をカップリング。イラスト版のピクチャースリーヴ。 (サイトウ)