本国スーダンでさえ無名の存在でありながら、スーダン、エチオピア、エリトリア国境付近の紛争が続く一部地域でのカルト的サークルでの集まりや路上パーティーでのみ演奏することでその特異な音楽と共にその存在を知られているアーチストJantra（狂気）によって、彼の演奏するヤマハ・キーボードの音色と古いカセット音源、プラス・デジタル・レコーディングを唯一無二ユニークに組み合わせて奏でられる、BPM155-168の超高速エレクトロニック・シンセサイザー・ダンスミュージック最前線”Electronic Jaglara”が10トラック収録されている。トライバル・パーカッシヴ・ヒプノティック・ダブワイズに、なんともヌビアン・グルーヴ催眠的でトランシー中毒性の高い妖しくぶっとく強力なイナタさと狂気のバランスが絶妙なアフリカン・アンダーグラウンド・ベース・ダンスミュージックが誕生している。 (コンピューマ)

カーボベルデといえばセザリア・エヴォラ（Carl Craigのremix懐かし）が有名ですが、ポルトガル圏ということもありあの哀愁ある旋律が印象的。このアルバムはそのカーボベルデのアコーディオン・ダンス音楽、フナナのコンピ。メレンゲ風の高速トラックに絡むアコーディオンとボーカル、島音楽好き涎ものの8曲。当然クンビア好きにもおすすめ！マヌ・チャオなんかこの辺の音楽を掘ってロックに取り入れたんだろうなと。 (Shhhhh)

エジプト、リビア、チャド、中央アフリカ、南スーダン、エチオピア、エリトリアに国境を接せられた、アフリカとアラビアの文化が渦巻く中、電化させたヌビアンのパーカッション・リズムと弦楽器、タンプール、呪術的コール＆レスポンスによって進行する狂おしくかっこいいグルーヴに魅了される。全8曲。DLコード付き。 (コンピューマ)