昨年10周年を迎え、多くの傑作を残したDIALの作品中でも最重要作品といえる1枚がEFDEMIN「Chicago」だったわけですが、そこからのリミックス・カットの第１弾になるこちらはフロア向けという意味においてはさらに充実の内容です。リリース前より話題騒然だった、アルバムのハイライト曲「There Will Be Singing」のDJ KOZEリミックスはWOLFGANG VOIGTへのリミックスに続く破壊力抜群のキラー・トラック！圧倒的なボトムの鳴りと遊び心満載のマッドなうわ音、展開、等々どれをとってもパーフェクト。PERLONやNAIFのリリースでもキレたディープ・ハウスを披露していた才人PORTABLE手がけた「Nighttrain」も、シカゴ・ライクでパワフルなここ最近のPORTABLEらしいテイストが相性よく、どちらも文句無い仕上がり。この人選間違いないでしょう。手放しでオススメです。2011年を代表する1枚。