彼がCD盤にマジックぺンで書いたり、キズをつけることにより発生する針トビを"音楽"として奏でたものが、あまりにも心地よくノスタルジックであったり瞑想的であったことが、これ以降のエレクトロニクス／ノイズ音楽に大きな影響を与え、"Glitch（グリッチ）"というジャンルができたり、新たな音楽の楽しみを作り出した1995年のDIYなエレクトロニカ音響のはじまりのマスターピース。何か霊的なものさえ宿っているかのような精神性も感じとれる奇跡の名盤。しかも、今回のアナログ・リイシューでは、Jim O'rouke、Scanner、Mouse On Mars、Christian Vogelの４組による、精神性までもを加味したかのようなリミックスを収録した12インチもおまけされたアナログ２枚組となっている。オレンジ・カラー・ヴァイナル。全世界1500枚限定。デジタルデータ・ダウンロード・コード付き。Thrill Jockeyからのライセンス・リリース。 (コンピューマ)