STEVE REICHのリズムが徐々にズレていく「フェイズ」という手法を用いた最後の作品でありその集大成である代表作「Drumming」の貴重な初期録音が再発。〈DEUTSCHE GRAMMOPHON〉からのBOXセット(1974年発売)とは内容の違う演奏です。
STEVE REICHの初期集大成であり革命的な曲のDrumming。初演は71年ですが、三度目のライブとなるNYのTown HallでのJON GIBSONやJOAN LA BARBARAなども参加した初々しくも素晴らしいライブ録音がこちら。オリジナルはJohn Gibson(ややこしいですが演奏者のJONとは別人)というギャラリストが少量プレスでリリースしたのみであり、現在は高額で取引されていて今回初めてのリイシューとなります。因みに〈DEUTSCHE GRAMMOPHON〉からリリースされたBOXセットではDrummingは74年ハンブルク録音というのに加え、Six PianosとMusic For Mallet Instruments, Voices And Organが収録されていますがこちらはDrummingのみが収録された2LP仕様となっています。当時は音楽だけでは生活できずフィリップグラスと共にタクシーの運転手として働いていたらしいですが、裏ジャケにあるこの頃のドラミングのセットの写真が今とは違いお金をかけることができない簡易的なセットであるというのにもグッときました。
(日野)
STEVE REICHの初期集大成であり革命的な曲のDrumming。初演は71年ですが、三度目のライブとなるNYのTown HallでのJON GIBSONやJOAN LA BARBARAなども参加した初々しくも素晴らしいライブ録音がこちら。オリジナルはJohn Gibson(ややこしいですが演奏者のJONとは別人)というギャラリストが少量プレスでリリースしたのみであり、現在は高額で取引されていて今回初めてのリイシューとなります。因みに〈DEUTSCHE GRAMMOPHON〉からリリースされたBOXセットではDrummingは74年ハンブルク録音というのに加え、Six PianosとMusic For Mallet Instruments, Voices And Organが収録されていますがこちらはDrummingのみが収録された2LP仕様となっています。当時は音楽だけでは生活できずフィリップグラスと共にタクシーの運転手として働いていたらしいですが、裏ジャケにあるこの頃のドラミングのセットの写真が今とは違いお金をかけることができない簡易的なセットであるというのにもグッときました。 (日野)