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Chants de Maldoror

  • Cat No: 314.09
  • 2019-01-08

ドイツの音楽学者であり、Musik-Konzepte(1977-2003)という雑誌の編集者としてHEINER GOEBBELSやCAGEをはじめ多くのアヴァンギャルド作家を取り上げてきたRAINER RIEHN(1941-2015)。音楽家としても卓越した才能を持ちながらもこれまでソロの音源のリリースをしたことがなく、独〈EDITION TELEMARK〉がRAINER没の翌年2016年に初めてリリースしたレコードを入荷しました。

彼はENSEMBLE MUSICA NEGATIVAの指揮者/作曲家としても活動し、名門〈DEUTSCHE GRAMMOPHON〉から69年、70年にリリースしながらもその後の音楽活動は分からず、恐らく雑誌編集などの方向に集中していったのかと思います。こちらの作品は70年に〈DEUTSCHE GRAMMOPHON〉からリリースした作品の中の1曲「Chants De Maldoror」のオリジナルバージョンを収録していて、それが初期電子音楽を好きな人にはたまらない最高な音!!その曲以外全て未発表曲であり、A面には「Chants De Maldoror」のバージョン違いを収録、C面D面にもピュアで繊細な愛しい電子音たちが入っています。自分はどうしても欲しかったレコードで、ツボに入るとハマっちゃう作品。 (日野)

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