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Diasporagas

  • Cat No: 628.02
  • 2018-12-11

ミラノで生まれるもインドに魅了され10年以上にも渡って現地で修行を積んだヴォーカリストAMELIA CUNIと、その良きコラボレーターである自作楽器を使った実験的アーティストWERNER DURANDによる作品。タブラやシタール、インド的な歌声などと実験的サウンドのコラボレーションが素晴らしい。

20世紀初期の実験的アーティストLUIGI RUSSOLOが作り出した騒音芸術装置「イントナルモーリ」を使った舞台作品を作ったりするなど、実験的な表現を行う2人がインドの伝統と前衛を融合させる実験を行った記録。ジャケットにもあるような自作の筒から発生しているだろうと思われるディジュリドゥに似た低くズブっとした音とミニマルなシタールの音のコラボレーション、他にもタブラや声、管楽器などの細かな音の集まりを聴かせるところだったりと、どこを切り取っても音楽的にも高い水準を保っていて実験的でありながらとても聴きやすい作品。 (日野)

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