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THE NATURE OF HUMAN NATURE

  • Cat No: MP 005
  • 2020-04-16

ドラムマシンにギターやベース、声などをオーバーダブしたもので、ダブだったり時折PILやTALKING HEADSっぽさも出てくる自由なアルバムで楽しい。宅録っぽいLo-Fiな質感のようで80年代の上質なポップセンスも兼ね備え、ありそうで意外に他に無いような特殊なもの。

BRIAN SCHULTZE、CURTIS RUPTASHという二人組による80年代から活動してるユニットGUERILLA WELFARE。残っている作品はDiscogs上のデータによると86年から91年の間に3作のみで、こちらのアルバムはそこから選曲したものとなります。リリースはVISIBLE CLOAKSの1stをリリースしたレーベル〈MUSIQUE PLASTIQUE〉による仕事。コラージュやギターのカッティング、ミニマルなベースラインなどが見事に絡み合い、きっちり計算されて作曲されたのが分かる丁寧な作品です。複数のアルバムから選曲されたというのもあり、多彩な作風でアプローチも様々でイマジネーションの湧くアイディアの宝庫でもあります。 (日野)

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