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Group
Mikazuki
P-Vine
- Cat No: PCD-26072
- 2023-06-21
実に日本的な佇まい品格ジェントルな唯一無二のインストゥルメンタル・バンド、GROUPが、なんと!15年ぶりに新作ニューアルバム(3rd)「Mikazuki」をリリース!!!なんと美しく、 優しく、 切なく、 狂おしく、 雄弁なインスト音楽だろう。newtoneにも遅ればせながら入荷いたしました。黄昏ロマンチック・メランコリック・エモーショナルな推薦盤とさせていただきます。
15年ぶりの新作完成、おめでとうございます!GROUP以前からの活動もありながら、ここまで来ること自体、今の自分を振り返っても思うことではあるが、普通の感覚では、無理!と感じてしまう。持って生まれた好き心と出会いは止むものではない、ということなのか。いや、正体はベールに包まれているようではあるが、マゾヒストに違いない。真物であるがゆえの瘴気が行間から立ち上り、こちらの不能を嘲笑い、マゾヒストが変態であるとか何とかいうより、実に確かな営みの肌触りが伝わる。そんな素晴らしい音楽!勝手なことを言ってすみません!!
佐藤ビンゴ(54-71、『VICE JAPAN』)
GROUPの演奏を聴いた夜に悪い夜はない。
その夜だけは、悲しみも些細な出来事も、あらゆるものが輝いて。
曽我部恵一
俺がGROUPを知ったのは18歳の多感な時だったと思う。その頃はPOSTROCKというジャンルが流行っていたのもあって購入した。一瞬で感情を掻きむしられるサウンドに魅了された。そして気がつけば毎日のサウンドトラックになっていった。曲をかけては色んな所に行き、当時好きだった女の事を思った。LIVEにも行った、そしていつかこんな大人達のように音楽に向き合い、素晴らしい曲を作りたいと思った。もはや言葉ない人生観にすらなった。それから十数年の時が流れ、GROUPのメンバーのケンさんと内田さんとは同じバンドのメンバーになった。GROUPとも対バンした。メンバーのBARにも酒を呑みにいった。
今思い返すと彼らの音楽に不思議な魔法がかけられていたんだと思う。それが俺に、今のお前は腐ってないか、クソな大人になっていないかと、音楽を愛してるかと問いかけていたからだ。
時は流れる、確実に。誰も止められない。誰にも本当に止められない。俺も成長し、変わって行った。
それでも事ある毎にGROUPのCDだけは聴き続けた。もう盤面も傷だらけで最近聴いたら記憶のようにSKIPして飛んでいた。
新しいCDを買おうと思っていた矢先のこの出来事だった。正直聴くのが怖くもあった。
まるでtrainspotting2が良くなかったらどうしようと思ったように。
でもそれは間違いだった。俺は進まなくちゃ行けないし、聴かなくちゃいけない。
一曲目で久々に音楽で涙が出ました。何も言う事なんてないです。これが聴きたかった。
先輩方、これからもまたずっと聴きます。そして応援してますし、LIVEに行きます。REALファンより
田我流
15年前っていうとiPodを持ち歩いてた頃だ。ずっと前のような気もするし、つい最近のような気もするなぁ?って思いながら新作を聴かせてもらってたらジーンとココロに来るものがありました。ずっと聴いてられるけど…次も15年後とは言わず、早めに夜露詩句デス!!!
會田茂一
ニューアルバム、おめでとうございます!私もいつかこんな洗練された、すごく調和のとれたバンドをやりたいです。あとはギャルバンもやりたいです。還暦過ぎた頃かな。お手本にさせていただきます!
石橋英子
音楽の事をよく知らないままこんなところまで来てしまった。
知り合いだから言うわけじゃないよ。
この15年ぶりに嫉妬してる。
進んでく音が……俺には聞こえる。
KILLER-BONG
誰もいない冬の海、遠くに不気味にそびえるガスタンクのシルエット、国道沿いの夕暮れ。記憶の奥底に張り付いたまま、いつどこで見たのかも思い出せない風景みたいに、瞬間と永遠が同居した美しい演奏。
15年前の前作も改めて聴き返してみたらまったく色あせていなくて最高ですが(「LINE」が本当に好きです)、今作もきっとそうなると確信しました。うっとりしながらリピートします。
VIDEOTAPEMUSIC
ハイハット4つ半で景色が変わり 悪魔がアルペジオを重ねハーメルンの笛吹きが旋律を奏でる頃から ご先祖様の重低音が聴こえてくる。心を乱す為だけのアンサンブル。どうか 君達の耳で確かめて欲しい。
柚木隆一郎
GROUPの楽曲には独特のcoda・終結部分がある。バンドの音が一旦鳴り止んだあと、圏さんのギターだけが残ってリフレインしているところへ、石川くんのベース、ハンチョーとケンジーの管楽器が静々と入ってくる。あの時間を超越したテープループのような残響と反復が鬱々とした日常をリセットしていく瞬間、私は不覚にも「Yeah!」などと絶叫してしまう。素晴らしい!GROUPには歌手がいない――客演することはある――のだが、このバンドの音を聴いていると(たったいま新譜を拝聴している!)歌に対する熱意が込上げてくる。メンバーのケンジーが本作のレコーディングに入る直前、フレッドニールのレコードを小脇に抱えて飲み屋に入ってきたことと、このGROUPの新作の質感(=歌手不在の歌)には何かしらの因果関係があるに違いない。Yeah!
渡邊琢磨(音楽家)
佐藤ビンゴ(54-71、『VICE JAPAN』)
GROUPの演奏を聴いた夜に悪い夜はない。
その夜だけは、悲しみも些細な出来事も、あらゆるものが輝いて。
曽我部恵一
俺がGROUPを知ったのは18歳の多感な時だったと思う。その頃はPOSTROCKというジャンルが流行っていたのもあって購入した。一瞬で感情を掻きむしられるサウンドに魅了された。そして気がつけば毎日のサウンドトラックになっていった。曲をかけては色んな所に行き、当時好きだった女の事を思った。LIVEにも行った、そしていつかこんな大人達のように音楽に向き合い、素晴らしい曲を作りたいと思った。もはや言葉ない人生観にすらなった。それから十数年の時が流れ、GROUPのメンバーのケンさんと内田さんとは同じバンドのメンバーになった。GROUPとも対バンした。メンバーのBARにも酒を呑みにいった。
今思い返すと彼らの音楽に不思議な魔法がかけられていたんだと思う。それが俺に、今のお前は腐ってないか、クソな大人になっていないかと、音楽を愛してるかと問いかけていたからだ。
時は流れる、確実に。誰も止められない。誰にも本当に止められない。俺も成長し、変わって行った。
それでも事ある毎にGROUPのCDだけは聴き続けた。もう盤面も傷だらけで最近聴いたら記憶のようにSKIPして飛んでいた。
新しいCDを買おうと思っていた矢先のこの出来事だった。正直聴くのが怖くもあった。
まるでtrainspotting2が良くなかったらどうしようと思ったように。
でもそれは間違いだった。俺は進まなくちゃ行けないし、聴かなくちゃいけない。
一曲目で久々に音楽で涙が出ました。何も言う事なんてないです。これが聴きたかった。
先輩方、これからもまたずっと聴きます。そして応援してますし、LIVEに行きます。REALファンより
田我流
15年前っていうとiPodを持ち歩いてた頃だ。ずっと前のような気もするし、つい最近のような気もするなぁ?って思いながら新作を聴かせてもらってたらジーンとココロに来るものがありました。ずっと聴いてられるけど…次も15年後とは言わず、早めに夜露詩句デス!!!
會田茂一
ニューアルバム、おめでとうございます!私もいつかこんな洗練された、すごく調和のとれたバンドをやりたいです。あとはギャルバンもやりたいです。還暦過ぎた頃かな。お手本にさせていただきます!
石橋英子
音楽の事をよく知らないままこんなところまで来てしまった。
知り合いだから言うわけじゃないよ。
この15年ぶりに嫉妬してる。
進んでく音が……俺には聞こえる。
KILLER-BONG
誰もいない冬の海、遠くに不気味にそびえるガスタンクのシルエット、国道沿いの夕暮れ。記憶の奥底に張り付いたまま、いつどこで見たのかも思い出せない風景みたいに、瞬間と永遠が同居した美しい演奏。
15年前の前作も改めて聴き返してみたらまったく色あせていなくて最高ですが(「LINE」が本当に好きです)、今作もきっとそうなると確信しました。うっとりしながらリピートします。
VIDEOTAPEMUSIC
ハイハット4つ半で景色が変わり 悪魔がアルペジオを重ねハーメルンの笛吹きが旋律を奏でる頃から ご先祖様の重低音が聴こえてくる。心を乱す為だけのアンサンブル。どうか 君達の耳で確かめて欲しい。
柚木隆一郎
GROUPの楽曲には独特のcoda・終結部分がある。バンドの音が一旦鳴り止んだあと、圏さんのギターだけが残ってリフレインしているところへ、石川くんのベース、ハンチョーとケンジーの管楽器が静々と入ってくる。あの時間を超越したテープループのような残響と反復が鬱々とした日常をリセットしていく瞬間、私は不覚にも「Yeah!」などと絶叫してしまう。素晴らしい!GROUPには歌手がいない――客演することはある――のだが、このバンドの音を聴いていると(たったいま新譜を拝聴している!)歌に対する熱意が込上げてくる。メンバーのケンジーが本作のレコーディングに入る直前、フレッドニールのレコードを小脇に抱えて飲み屋に入ってきたことと、このGROUPの新作の質感(=歌手不在の歌)には何かしらの因果関係があるに違いない。Yeah!
渡邊琢磨(音楽家)
GROUPが聞ける幸せ。叙情、侘び寂び、気品と紳士的ジェントルな佇まい、メロディ、ハーモニー、テンポ、グルーヴ、それら全てが日々の生活と年月、時代との調和の中でより味わい深く彩られているようだ。柔らかで軽やかな詩情の音楽達。なんども、なんどでも、くりかえし、くりかえし、、、トラックリストからも是非ともどうぞ。 (コンピューマ)