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Zam Groove

  • Cat No: SWP063
  • 2022-07-21

ヒュートレイシーシリーズで有名なアフリカ・フィールドレコーディングのパイオニア的レーベル、SWPが2020年久々に始動。やっぱりクラブ視点のアフロ再発とはオリジナリティと視点が違いますな。ナチュラル∞プリミティブかつ普遍的ミニマリズムと時間軸ずれる悠久の呑気ピースフルグルーヴ。肩の力抜ける、、チルアウト?アフロ?どのジャンルにも属さない深呼吸な一枚。

タイトルのZamとはザンビアのことらしく、アフリカでも一番平和な国の一つみたいです。今作はなんだかそんな雰囲気が滲み出るほんわか盤。ザンビアのシロフォン(木琴)マスターCrispin Mutanukaの2曲。ザンビア、ナミビア、ジンバブエに隣接した王国バロツェランドという地域でバントゥー語群ロジ語を話す人々のギター、Barotse GuitarのLipa Band とLibala Bandの2曲。Mufrika Edwardという名手による親指ピアノと歌声を収録。SWPのオーナーのMICHAEL BAIRDはザンビア出身で彼の作品も奇跡のロングセラーだったんですが、その作品群を思い起こすなんとも言えない妙な呑気さ緩さと浮遊感(これ重要)漂います。やっぱアフロビート系のグルーヴ重視の再発文脈と違って、フランシス・べべイのようなミニマル・アフロポップの再発と比べうるナイスかつ変わったお仕事、SWPの快作です!個人的にもこのレーベルからアフリカ音楽の深淵に行けたので嬉しい。アフロ音楽のお手軽かつ核心な最初の1枚としても。世の騒ぎをしばし忘れてお昼寝でも。。 (Shhhhh)

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