• 2LP
  • CD
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La Ola Interior (Spanish Ambient & Acid Exoticism 1983-1990)

  • Cat No: BJR059CD
  • 2023-11-29

真夏の白昼夢、、、幻覚、、、これは新たな視点です。スペインの80年代のアンビエント、エスノ、アシッドカルチャーをパッケージ。スペインの電子音楽家が東洋の音色と文化を取り入れようとしたヒッピー的交感のドキュメント。ノイジーで気怠い。謎の儀式感の底には不思議と抜けの良いオーガニックな質感.素晴らしきジャケアートワークともに。

いわゆる"バレアリック"とは一線を画した(これ重要)新しい探究です。
スペインというヨーロッパでありながらアラブ文化の影響が強い土壌からくるエキゾ嗜好と音像、それはスペインでも興ったヒッピーカルチャーで深まりました。まず第一の流れはインダストリアルと東洋的サウンドを融合した世代、カセットテープで流通していたEsplendor Geométrico、Miguel A. Ruiz / Orfeón Gagarinら、さらにローファイ過ぎて分類不可能なCamino al desván、Eli Gras、Mataparda、Victor Nublaら(いずれも本作収録アーティスト)
そして第2世代からは知ってる名前がちらほら。アメリカのミニマリズムに影響を受けた者(Luis Delgado / Mecánica Popular, Suso Saiz, Javier Segura)、ジョン・ハッセルとブライアン・イーノが考案した第4世界の音楽に影響を受けた者(Finis Africae,Jabir)←こちらも本作収録。民族音楽、古代音楽、伝統音楽、現代音楽を経て、即興演奏やスタジオ技術に精通した彼ら。既にEMレコードの紹介していて擦り切れるほど聴きましたFinis Africae、Music from Memoryでも一番好きかもSuso Saiz、の聴こえ方がこの流れだと全然違いコンパイルの妙。個人的には南米サイケデリアみたいなものとも近しい感触、色使いを感じます。謎の儀式感と浮遊感と開放感、サイケデリックと言わざるえない。。一編の映画を見るようなトリップ感、、素晴らしすぎる。最初はバレアリック的耳障り気持ちよさを期待してたけど、聴くうちにこの世界に更新されて入ってきました。トラックリストからもぜひ!!!大推薦です。 (Shhhhh)

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