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Sam Gendel
Blueblue
ASTROLLAGE
- Cat No: ASGE46
- 2022-12-23
【日本限定盤CD・解説付き】説明不要のSam Gendelの2022年秋作品。日本の伝統的な刺繍である”刺し子”の模様パターンが各曲名に割り当てられています。例えば、アルバム曲中の"Kagome/篭目"と聞いて、実際の意味の編んだ竹の柄をすぐにもいつく人はそうそういないでしょうが、そういった曖昧さをコンセプトにもしているとのこと。
Track List
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1. Tate-jima (縦縞, vertical stripes)
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2. Tate-waku (竪沸く, rising steam)
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3. Hishi-igeta (菱井桁, parallel diamonds or crossed cords)
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4. Shippo (七宝, seven treasures of the Buddha)
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5. Toridasuki (鳥襷, interlaced circles of two birds)
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6. Fundo (分銅, counterweights)
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7. Koshi (格子, checks)
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8. Amime (網目, fishing nets)
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9. Uroko (鱗, fish scales)
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10. Hishi-moyo (菱模様, diamonds)
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11. Kagome (籠目, woven bamboo)
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12. Nakamura koshi (中村格子, plaid design of the Nakamura family)
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13. Yarai (矢来, bamboo fence)
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14. Yoko-jima (横縞, horizontal stripes)
本作はオレゴン州のコロンビア川の支流にある川べりの小屋で5週間かけてrec。その川の潮の満ち引きが小屋を地平線と川底の間に持ち上げたり引き下げたりする、ゲンデルはそれを有機的なリズムとして本作の底に据えました。その川の音か、フィールドrec音もまばらに入ってきます。パーカッション/ドラムのプロデュースはCraig Weinrib。マスタリングはもちろんこの人、LEAVING RECORDSのマシュー・デイビッド。まさに一発でわかるこのゲンデルの儚く淡いサックスに揺らぐギターから織りなす、黄昏感、擬似/真正サイケデリック、クラフト・ジャズ、、、アンビエント・ジャズと呼ばれ始められているもののほとんどこの人じゃん?って思ってしまうオリジナルと完成度。まだまだ出るでしょう。すごい領域に来てますね。 (Shhhhh)