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The Vernon Spring
What's Going On
Lima Limo
- Cat No: LIM41LP
- 2023-04-25
来ました、、昨年度における最高の出会いの1人であるUKのピアニストSam Besteこと、THE VERNON SPRINGによるマーヴィン・ゲイトリビュート作品。エチオピアのエマホイからマーヴィン・ゲイまで網羅するセンス、、、良質なUKアンビエント/ダンスの流れから、ポストクラシカルを通過した新たなピアノ音楽。これは素晴らしすぎる。乞来日。
Track List
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A1. What's Going On
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A2. What's Happening Brother
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A3. (Womb)
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A4. To Be Human (Jazz Skit #1)
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A5. Save The Children
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A6. Somebody (Jazz Skit #2)
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A7. Grow Up (Jazz Skit #3)
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A8. God Is Love
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B1. Mercy Mercy Me (The Ecology)
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B2. It's What I Could See (Jazz Skit #4)
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B3. Pray For Peace (Fail Better)
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B4. On The 21st Of May
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B5. Dad's Records (Jazz Skit #5)
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B6. Shot Down (Jazz Skit #6)
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B7. Inner City Blues
元々はマシュー・ハーバートのレーベル、Accidentalからデビューし最新作はフローティング・ポインツのEGLOからリリースしているHejiraというユニットのメンバー。エイミー・ワインハウスのツアーに10代で参加?UKのRADIO 3のインフルエンサー、Nick Luscombeからオリジナルの作品を依頼される。そんな輝かしき経歴など知らずとも感応してしまう静謐なピアノとコラージュ、シンセ。他の作品ではエチオピアのエマホイのカバーなど、この辺がポストクラシカルのネクストを感じます。やはりダンス系のレーベルからリリースされてる経歴からか、きちんとダンス耳にはまる低音 /音像が素晴らしい。資料にはJames BlakeやNils Frahmの名前が引き合いに出されてて、安易に出したくない名前でもありますが、なるほど確かに2011年にJames Blakeがデビューで見せてくれたUKダンスと静謐音楽の交錯点みたいなものを思い出しますね。モリスやCOLDCUT 、THE ORBらの90`sUKチルアウトからの流れも感じます。今作は1971年発表のマーヴィン・ゲイのアルバム"What's Going On"へのトリビュート作品。素晴らしすぎる。今後も期待大です。 (Shhhhh)