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Sufferer Sounds

  • Cat No: DISC10BR
  • updated:2024-12-19

Format

2LP 5420 JPY

先鋭的な楽曲を創り出す冒険心、ヒット作を産み出す確かな手腕を合わせ持つ、天才プロデューサー、天才サウンドエンジニア、はては優れたミュージシャンでもある巨人DENNIS BOVELL(デニス・ボーヴェル)。彼の音楽に対する情熱と、卓越したミキシング技術が凝縮された、すべての音楽好き達に捧げる必聴の作品集!ポストパンク〜ラヴァーズ黎明期1976年から1980年時期のヒリッヒリ未発表ダブ・ヴァージョン満載!日本語帯付輸入盤2LP(オリジナル・ブックレット日本語対訳(デニス・ボーヴェル インタビュー収録)グレイト!!!監修は鈴木孝弥

デニス・ボーヴェルは、ダブ・ポエトリーからラヴァーズ・ロック、ポスト・パンク、ディスコ、ポップなど、幅広い音楽ジャンルを網羅する多作で折衷的なキャリアを送ってきた。この新しいコンピレーションは、ボーヴェルがジャ・サファ―・サウンドシステムに関わっていた時期とその直後、主に1976年から1980年にかけての期間に焦点を当て、ディープ・カットやあまり知られていないバージョンを深く掘り下げて選曲収録されている。Matumbiはもちろん、ジャズ・スタンダード「Take 5」をカバー&ダブワイズさせたC4「Young Lions - Take Dub」(sample2)もナイス。ラヴァーズ・ロックを象徴するJanet Kayとの名曲「Silly Games」の素晴らしい未発表ダブ・ヴァージョンD1「Game Of Dubs」(sample3)が収録されているのも最高すぎる。ベルリンDubplates & Masteringにて、丹念に修復・リマスタリングが施された15曲を収録。
このアルバムの制作は、2018年にデニス・ボーヴェルがロンドンのウォルサムストウにあるGeneral Echo Reggae Discoを訪れたことがきっかけだったという。そこで出会った人々との交流から、彼の貴重な音源を掘り起こすプロジェクトが始動。そこから長年にわたってのレコード探し、選曲、コロナ禍を経て、ようやく完成にたどり着いた入魂コンピレーション。デニス・ボーヴェルの音楽に対する情熱、卓越したミキシング技術が駆使された唯一無二のサウンド作り、ハーモニーやメロディー、そしてエフェクト使いなど、彼の才能が遺憾なく発揮された作品となっている。封入されたライナーノーツは、デニス・ボーヴェル本人との長時間にわたるインタビューをもとに書かれたもので、このアルバム制作期間中の出来事について、曲ごとの思い出や興味深いエピソード数々が語られている。 (コンピューマ)

DENNIS BOVELL(デニス・ボーヴェル)
デニス・ボーヴェルは音楽界において多才な才能を発揮し、その歴史に大きな足跡を残した人物(プロデューサー、ミュージシャン、サウンドエンジニア)である。
レゲエバンド、マトゥンビのメンバーとしてブリティッシュ・レゲエの礎を築き、以降数々のヒット曲を世に送り出した。プロデューサーとしては、ジャネット・ケイはじめ多くのラヴァーズロックの名作を産み出す一方、リントン・クウェシ・ジョンソンのDUB BANDを率い、またザ・ポップ・グループ、ザ・スリッツなど、先鋭的なアーティストたちの作品を手がけたり、ロックやダブミュージックの発展にも大きく貢献した。またソロアーティストとしても活躍し、ブラックベアードなどの別名義での実験的な作品の発表や、さらには映画音楽も手掛け、1980年の衝撃作「バビロン」のサウンドトラックを制作した。
現在もなお、新しい音楽を制作し続け、アンダーグラウンドのグラスゴーのダンス・コレクティブであるゴールデン・ティーチャーから、ジョス・ストーンやリアーナといった大物ポップスターまで、様々なアーティストのプロデュースを行っている。2020年には、スティーブ・マックイーンの高く評価されたドラマシリーズ『スモール・アックス』の「ラヴァーズ・ロック」エピソードにカメオ出演し、彼の楽曲「Silly Games」も劇中で重要な役割を果たしている。
彼は、その幅広さと革新性から、レゲエ音楽のみならず、音楽シーン全体に多大な影響を与えてきた、まさにレジェンドと言える存在であり、その音楽は世界中の音楽ファンに愛されている。

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