- 2LP + 7inch
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- New Release
Various Artists
Nihon No Wave Vol. 1
Mecanica
- Cat No: MEC030
- updated:2025-10-13
電動マリオネット、ドライプロジェクト、成田 忍まで、国産ウェイヴ/ポストパンクマニアが生唾をのむようなラインナップです。1970年代後半から1980年代初頭にかけ、東京と大阪を目に独自発達したアンダーグラウンドなDIYインディムーヴメントと実験精神。その当時のカセットやソノシート、ダブプレートまで発掘しコンパイル。待望第二弾の発売に合わせ、2018年の脅威の復刻仕事が新たに7インチを付属し再発。
Track List
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A1. RICOCHET - Ningyo Touge
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A2. RICOCHET - Blue Melody
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A3. C.MEMI - Ishin-Denshin
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A4. C.MEMI - Hitojichi
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B1. C.MEMI /NEO MATISSE - Dream's Dream
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B2. HARUMI SHIMADA - Yakō Shōnen
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B3. HARUMI SHIMADA - Midnight Boy
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B4. D.R.Y. PROJECT - Digital Wave
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C1. D.R.Y. PROJECT - Requiem For…
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C2. NEO MUSEUM - Area
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C3. NEO MUSEUM - Ethno-Music
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C4. DENDö MARIONETTE - Alchemist
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C5. DENDö MARIONETTE - Dendö Marionette
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D1. ANIMA - Grey City
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D2. ANIMA - Not Only One
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D3. MIKAN MUKKU - Kan
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D4. MIKAN MUKKU - Chin Dan
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D5. SHINOBU NARITA - Earth
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D6. SHINOBU NARITA - Ceramic Love
今では手に入れる事が難しいような、70-80年代に活動していた日本のバンド9組を集めたコンピレーション。情報が今ほど入らない当時、そこまで多くのNEW WAVEバンドは日本にいなかったのではないかと思います。阿木氏によるロックマガジンも1976年に創刊であり、どれだけの人がリアルタイムにJOY DIVISIONを聴き、どれだけの人が影響を受けてバンドを始めたのか、それともP-MODELやヒカシューなどの影響なのか、色々と想像を膨らませてしまいます。NEW WAVEと日本の音楽が絶妙に混ざり合っていて、海外のフィルターを通し客観的に面白さを再認識するようなものであり感慨深さもある。それは〈SUBLIME FREQUENCIES〉やANDY VOTELを通じ、想像し心ときめかせる音楽の楽しさとも同じ。今の時代ではなかなか作るのが難しい主観的な音楽の宝庫で、資料的価値も有りますが何より音楽が本当に面白い。tracklistからもどうぞ。 (日野)

”YELLO”の片翼CARLOS PERONや、日本シンセウェイヴ異能TOMO AKIKAWABAYAなどのカルト音源発掘・復刻ワークでもお馴染みポーランドの〈MECANICA〉が2018年に手がけた資料級の復刻・編纂仕事がデラックス&限定プレスでの再リリース!閉じたコミュニティとDIY精神に裏付けされたインディペンデントな流通、音としてのマニアックでパーソナルな発展が見られた70年代後半から80年代初頭にかけての音源を網羅。音源の貴重さはもちろんですが、何より音としてのおもしろさ、ローファイシンセやミニマルリズム、欧州や北米で台頭したポストパンク/ニューウェーブムーヴメントと日本固有のシンセサイザー音楽やバンドサウンドが実験的融合を遂げ、オリジナルジャンルとしてのアウトプットになっている。悲しいくらい屈折してるのに真っ直ぐで純。トラックリストからの是非。推薦! (Akie)