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DJ Marfox
Revolução 2005 - 2008
Boomkat Editions
- Cat No.: BKEDIT014
- 2016-10-20
高校生の時にすでにオリジナル・トラックを所有しDJとしても名の知れていたDJ MARFOXに目を付け、独自に発展していったポルトガルのアフロ・ゲットーベースのシーンを発信するべく、彼のデヴューと共に'11年に始動したレーベル〈PRINCIPE DISCOS〉最新作。昨年は自身の'05から'08年の間に制作したトラックのアーカイヴCDをリリースしアーティストとしても成長している模様。完全にユニークなアフリカン・トライバル〜クデューロ、根源的な遊び感覚や衝動をダンスミュージックを通じアウトプットしたミュータントなベース/ハウス・トラックス!全曲試聴可、是非チェックどうぞ。
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奇才NIAGARAやDJ NIGGA FOXを産み、〈MENTAL GROOVE〉から の「BAZZERK - AFRICAN DIGITAL DANCE」、〈WARP〉もコンピレーション「CARGAA」で仕掛けた、アンゴラ共和国と並ぶアフリカン・テクノ・ストリート・ダンスKUDUDOのメッカ、ポルトガル、リスボンのレーベル〈PRÍNCIPE〉とその周辺。そのシーンの中心人物の一人DJ MARFOXの音源をBOOMKATがアナログ・リリース。アンゴラ産はかなり以前に話題になりましたが、そのアンゴラからの移民が多数暮らすリスボンでも盛んなKUDURO, BATIDAといったテクノ的ビート/AFRICAN BASSのストリートダンス・スタイル。〈WARP〉からのDJ MOJUVAのリリースで火がついた南アフリカ共和国のKWAITOや、〈HONEST JON'S〉や〈JIAOLONG〉、〈WARP〉がフックした「シャンガン・エレクトロ」と並んで、現行のダンスシーンから注目されてきたアフリカン・ダンス、〈PRÍNCIPE〉周辺は、実験的グライム/BASSからのアプローチもみられ面白い展開になってきています。RAWなマシーンビートに、ゲットーな雰囲気だけではなく、ポリなアフリカン・リズム感覚、ミニマルな音構築の哲学も垣間みれるダンスグルーヴ、こういうのを折衷出来るイギリスのシーンの探求心と柔軟さはホント面白い。 (サイトウ)