- 2x12inch
- 2x12inch
DJ Spider
Upon The Gates Of The Great Depth
Plan B
- Cat No.: PBR041
- 2019-09-29
デンマーク第2の都市・オーフスのヴァイナル・オンリー・レーベル〈NORD RECORDS〉から、実験的かつ原始的なアナログ・プリミティヴ・テクノの火付け役でもある、〈PLAN B〉首謀者・DJ SPIDERのリリースした”Northern Abyss EP”のリミックス・ヴァイナルが登場!オススメは冒頭、'00年にJUS-EDのレーベル〈Underground Quality〉のコンピレーションへの参加以降、ベルギーのテクノレーベル〈TOKEN〉から立て続けにリリースを重ねたコペンハーゲンのCTRLSによるA1”Absolute Zero (CTRLS Remix)”(sample1)!ソリッドでありながら繊細に編みこまれた電子音、オリジナルの良さも活きたリミックスとなっています。また、〈Smallville〉からもリリースし益々注目されつつあるシカゴのSTEVEN TANGによるA2”Northern Abyss (Steven Tang Remix)”(sample2)もキープ力抜群。ラストは、ロシアのANTON ZAPが、インテリジェンスなメロディー・ラインをじっくり深く展開し、シャッフルビートっぽく仕上げたB2”Deep Freeze (Anton Zap Stoned Faces Don't Lie Remix)”(sample3)で無事に着地。
ネクスト・リリースに、L.D.NERO(a.k.a ALEX CORTEX)が控えているイタリアのヴァイナルオンリー〈Instruction〉から限定300枚、DJ SPIDERによる意外にもフローティングなシンセ、パーカッションでレイドバックする”Inner Earth Existance”、輪郭のあるベースラインでウォーミーに潜っていく”Source Intelligence”など珍しくスペースアウトなトラックにうっとり!ダビーなカオティック・ビートダウンの”Psychwarefare”もクソ渋い。
ブルックリン・アンダーグラウンドの雄DJ SPIDERの楽曲を、由縁のある才人たちによるリミックスを集めた、2011年にリリースされたコンピレーションCDからのうれしいヴァイナルカット!シカゴのベテランHAKIM MURPHYによるアシッド・ドリーマーなディープハウスミックス"Crack Factory"(sample1)や、MOODYMANの初期名作「Music People / I Can't Kick This Feelin' When It Hits 」のライセンス・リリースも早かった〈Apricot〉に多く作品を残すフランスのオールドスクーラーDJ SLAVEことSTEVE FROSCOによるゲトー・ファンクネスな"S O S"(sample2)がかなり最高です!ほかBサイドには、DJ SPIDERのレーベル運営やWEB制作など、テクニカルなサポートを務める才女DAKINI9や、リッチモンドのDJ AAKMAELのリミックスも収録!
HAKIM MURPHYらとの交流も積極的に、EU音源のリミキサーとしても活動の幅を広げつつあるミスターNYアンダーグラウンドDJ SPIDERの新作がPLAN Bからリリース!よりダビーに深く潜行していくトラックと切り裂くようなSE、漂うウワ音でスモーキーな空間を作り上げるA1はじめとする、彼らしいロウ・ハウス・トラックス。 (カイハラ)
深く漂うコード進行でナスカ上空を飛行するB1「Flying Over Nazca」はじめ、BOYD JARVIS(!)によるアフロ・パーカッションが縺れるA2「Jungle Juice」(sample_2)や、UQ直系のA1「Debt-Slavery」(sample_3)はじめ文句ナシの4トラック!
JUS-EDによるフックで注目を集めて以降、多くの地下ハウス、そしてハウス好きのミニマル・テクノ勢まで広く熱い支持を集めているNYのDJ SPIDER新作!流石、ベースとなるそのトラックからして素晴らしく格好いい。そこに絡む、時代劇のセリフ、SEや叫び声、物音、立ち回り?等々の音がさらに緊張感を高めてます(ほぼホラーな時間帯もあり)。問題作。 (カイハラ)
UNDERGROUND QUALITY周辺で話題のDJ SPIDERをストックしました!これは2008年リリースの記念すべきカタログ1番!今よりも更にカッチリと硬めのトラックに鬱蒼と茂る密林を想わせるようなカオティックなウワ音でその世界へと聴くものを引きずり込む「Sewer Technology」。こういうの久々に聴いた気のする、ストレートに熱いSAXの嗚咽がフロアを鼓舞する「Defusion Of Responsibility」。このEPでも最も硬質な響き、スペーシーなテクノ・トラック「My Weapon Of Choice Is…」の3トラック収録。日本の地下でも密かな話題のDJ SPIDER関連はUQファン要注意ですよ。 (カイハラ)
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いわゆるテクノとは一線を画した剥き出しのマシーングルーヴ、ノイジーでローファイなサウンドで、近年は<BERCEUSE HEROIQUE>や<T.T.T.>からもオファーを受け、またLOLAやHAKIM MURPHY、PHIL MOFFAやMARSHALLITO、FRANKLIN DE COSTAらとコラヴォレーションも精力的にこなすNY地下シーンの異端・DJ SPIDERによる、幅広くもしっかりと芯の通ったトラック群がまとめられた'15年時点の快作アルバム、全11トラックの2枚組。