まずは冒頭、かなりひっぱる焦らしの序盤、内省的に耽るような甘美なムードからジワジワとオープンマインドな美しいシンセラインで上昇していく”Jaded”(sample1)は豊かなストーリー性が感じられる渋いディープトラック！ぐいっとマジカルなアルペジオ・グルーヴにスリップイン、極ウィスパーな女性ヴォイスがハーモニックに溶け入るダビーでヒプノティックなテック・ディープハウスの”Another Broken Sunday”(sample2)は、タイトルからしてアフターアワーズに最適、おすすめ！ジャジーなサキソフォーンにトライバルなリズムワークでゆったりBPMおそめに展開するビートダウン・トラック”Assumptions”(sample3)もいい感じ。タイトルのノンビート・アンビエンス”Peripherals”含む、全４トラックです！！

90年代、アシッド〜トランス・シーンの渦中にいたのち、MysteryMenというデュオで〈Disko B〉で活躍していたベテラン、MARK HANDのソロ作品が、同郷北イングランドの〈SIGNALS〉より登場。謎のアーティストNY*AKとコラボレートした、絶妙にトリッキーなドラム打ちとバウンシーなベースが浮上していく、Aサイドの"Mess It Up"がオススメ！クロスオーバーにフックできそうな展開が◎。Bサイドはさらにレイドバックした触り心地がひたすら気持ちよく、デトロイト勢にも通低する色気のあるマシーン・ファンクに痺れます！