ポストビートダウン路線を押し出した前作とは一転、今作はディープ・テクノ路線にもアピールするアトモスフェリックなハウストラックや、TITONTONやDUN CURTINのテック・ファンクをアップデートしたようなトラックなど幅広い内容。

Firecracker RecordingsやPrime Numbers辺りに近い、ミュージシャンシップに長けている技術を持った、美しいフルートで幕を明ける女性ヴォーカルをフィーチャーしたディープハウスB2「Daylight」(sample1)や、光溢れるストリングラインが力強いA2「RhodeKill Dischord」あたりが素晴らしすぎます！Fudge Fingasの2人とジャムったまどろみのフェンダーローズと自在に宙を舞うアープ・シンセが絡まるモダンファンクネスB1「Harlem Dollar$」(sample3)もいい感じのとろけ具合い。朝まで踊りたいね。