REINHOLD WEBERは元々クラシックの12音技法という厳格な作曲を行っていたが、1970年頃からは電子音楽に傾倒。こちらは電子音楽と出会った衝動をそのまま収録したような1stアルバム「Elektronische Musik (1968-70)」と2ndアルバム「Elektronische + Phonetische Kompositionen(1973-74)」をまとめた作品となります。1枚目は朗読を中心に構成された長尺「Schöpfung」と、いくつかのオシレーターのシーケンスをエコーでひたすら飛ばし続ける「Musica Mundana」の2曲を収録。2枚目は比較的短い曲群で構成されており、ところどころでユーモアも感じられる親しみやすさを持っています。もしかするときっちり作曲されているのかもしれませんが、衝動的に電子音を楽しんでいるように感じられる良さを感じられます。 (日野)
Track List
Elektronische Musik (1968-70)
A. Schöpfung (Part 1)
21:49
B1. Schöpfung (Part 2)
4:04
B2. Musica Mundana, 1969
15:14
B2. Elektronische Und Phonetische Kompositionen (1973-74)
15:14
C1. Phönix4000 (2nd Version)
11:34
C2. Kosmische Vision II (Cosmic Vision II)
6:35
C3. Kleines Requiem Zum Gedenken Der Toten Des 2. Weltkrieges (Little Requiem To Commemorate The Victims Of World War II)
4:57
D1. Protuberanzen (Protuberances, 2nd Version)
5:00
D2. Rauschetüde (Noise Etude)
4:16
D3. Missa Fonetica (Für Eine Elektronisch Verfremdete Stimme) - MIssa Fonetica (For An Electronically Transformed Voice, 1973)
REINHOLD WEBERは元々クラシックの12音技法という厳格な作曲を行っていたが、1970年頃からは電子音楽に傾倒。こちらは電子音楽と出会った衝動をそのまま収録したような1stアルバム「Elektronische Musik (1968-70)」と2ndアルバム「Elektronische + Phonetische Kompositionen(1973-74)」をまとめた作品となります。1枚目は朗読を中心に構成された長尺「Schöpfung」と、いくつかのオシレーターのシーケンスをエコーでひたすら飛ばし続ける「Musica Mundana」の2曲を収録。2枚目は比較的短い曲群で構成されており、ところどころでユーモアも感じられる親しみやすさを持っています。もしかするときっちり作曲されているのかもしれませんが、衝動的に電子音を楽しんでいるように感じられる良さを感じられます。 (日野)