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Sahib Shihab
Companionship
Rearward
- Cat No.: RW119LP
- 2024-05-19
個人的にも影響受けた大好きなジャズドラマーKENNY CLARKEに、FRANCY BOLAND,JIMMY WOODE,JOE HARRIS達最強のメンバーでの63年作。KENNY CLARKEが刻む魔法のリズムの上でFRANCY BOLANDのピアノソロが奇跡を起こす「Please Don't Leave Me」。そして、SAHIB SHIHABのエクストリームなサックスやフルート。圧倒的なリズムの感覚とシャープな身体感覚、世界最高水準の演奏が産み出す、音の宇宙。まさに怪物たち。名盤です。 (サイトウ)
Track List
ビバップ・スタイルのドラムの革命的な天才、パリに渡り、ヨーロッパとアメリカのジャズミュージシャンの架け橋的役割も果たしたケニー・クラーク、ヨーロピアン・ジャズ最高峰とも言われるClarke-Boland Big Band関連の一連の音源の中でも、奇跡のような高いレベルでのセッションが残されたハイライトの一つ。クインシー・ジョーンズのツアーでヨーロッパに渡り、ケニー・クラーク同様そのままコペンハーゲンにとどまったサックス、フルート奏者サヒブ・シハブとの録音の数々です。彼らの結成を仕掛け、支えたGigi Campi自身による監修の元1997年に伊〈Schema〉の再発レーベル〈Rearward〉からリリースさた二枚組のコンピレーション・アルバム。怪物たちの圧巻のスイングを是非。 (サイトウ)
Track List
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マルチリード奏者のSAHIB SHIHAB71年の名作「Companionship」。KENNY CLARKE、FRANCY BOLANDらのCLARKE BOLAND BIG BAND周辺のアーチストとの録音。65年から70年にかけての音源が収録されています。2枚目がCLARKE BOLAND SEXTETTの「Swing im bahnhof」としてもリリースされたもので一枚目は、アウトテイク集的な内容となるらしいです。
当時のジャズ・ミュージシャンの最高峰ともいえる演奏の質の高さ。アメリカン・ブラックのアフリカ志向のスピリットのジャズや、宇宙に思いをはせたスペーシーなものや、ジャズにもいろんなやばさのジャズがありますが、この偉人たちが到達した、高度なテクニックに裏づけされた絶対的な強度をもった演奏、特異なリズムの感覚もオルタナティブな視点で聴かれてもいいんじゃないでしょうか。モーダル・ジャズ、感覚的に深化した脅威の内容です。ヨーロピアン・ジャズ最高峰と謂われるCLARKE BOLAND BIG BANDの関連作再発です。 (サイトウ)