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VARIOUS - CHRIS MENIST & MAFT SAI
The Sound of Siam 2 - Molam & Luk Thung Isan from North-East Thailand 1970 – 1982
Soundway
- Cat No.: SNDWCD058
- 2017-09-25
タイ音楽のディープサイドとして語られてきた対北東部イーサーン地方のモーラム。70年代にキーボードやエレキを導入され電化した民謡/芸能。もともとは、シャーマン的な歌で祭り等で受け継がれた音楽で、大衆化しタイ歌謡ルークトゥンと混ざり合いながら発展してきた音楽です。今回のセレクトは、純イーサーン産にスポットを当てよりディープな内容になってます。EM RECORDSからもコンピレーションがリリースされた アンカナーン・クンチャイ,トンファド・ファイテッド ·、マフトもダオ・バンドンと並ぶイーサーン重要人物というサックサヤーム・ペッチョンプーやテッポーン・ペッチャウボン。タイ・ファンクというのは入り口としては有効だと思いますが、その先のディープなタイ音楽の魅力としてのモーラム。複合的高度なリズムや電化したサイケデリック感、貧困と混乱のゲトー感、農耕や仏教文化の霊性を感じさせ、独特の魅力を煌々とはなってます。最初にJAH WOBBLEでその後、SUBLIME FREQUENCIESそして、EM RECORDS。このSOUNDWAYやNOW AGAINも発掘に着手しだしてるタイ、モーラムの魅力を是非。アーチスト名が英語表記にトランスレートされ、かっちり解説もあるので、道しるべとしても最適。是非手にとってみてください。個人的にもいま一番刺激的な音との出会いのひとつです。 (サイトウ)