若干25歳で〈THIRD EAR〉と契約を交わしリリースをかさね、自身の〈PFLYMUSIC〉も設立し、昨年には〈ARMA〉や〈SECRETSUNDAZE〉などヨーロッパの人気レーベルからもリリースした、サウスロンドンの黒人プロデューサー・WARREN BROWN a.k.a. WBEEZA。ギル・スコット・へロンのヴォイス・スクリュー＆チョップが楽しい”Work”(sample1)やリッチな中域メロディーフロートに電子音やラッパetc.の細かなパーツをダビーに出し入れする”Turn The Lights Off”(sample2)あたりのフロアトラックがオススメ！ブラックミュージックへの愛情を汲んだジャジーなトリートメントに浄化される美麗なビートダウンを聴かせるタイトルチューン”Expression Of Love”(sample3)も秀逸です。

ソウルフルな女性Vo.のリフレインとベースラインで散々ボディージャックされてから、中盤あたりからリズムが走り出すA1"If You Believe"(sample1)、コズミックシンセが浮かぶシカゴトラックから低く重たいドゥーミーな鳴りのベースが蠢くB1"Wise Root"(sample3)は、WBEEZAらしい癖も効いている、オーセンティックなハウスグルーヴ。そしてTHEO PARRISHも好んで使いそうな屈折のディスコ・ワンフィルターでグイグイ引きずり込まれるA2"Wacky Racers"(sample2)や、ライブ感あふれるなタイトルトラックB2"Mo Bella"などの、シンプルであってハマると危険なループがヤバし！

WBことWARREN BROWNが今も住み続けるローカルタウン、ペッカム周辺のアーティストのショーケースを展開するとの発表がなされた＜PFLY MUSIC＞の第１弾！最近の自身のセットでも頻繁にスピンされていたA面の"Perfect High"が最高。生々しいドラムループにソウルフルなヴォイスや柔らかなシンセで展開、後半さらに浮遊感のあるキーボードで心地よくレイドバックして浮くと思いきや、ブレイクのあとまたマーチングっぽいビートが立ち上がってくる最後まで気が抜けません。こちらは試聴サンプルを前半、後半に分けております(sample1.sample2)。Bサイドは清涼感あるR&Bをネタにグイグイ時間感覚を酔わせるビートダウンな"I Like It"。異形のハウス。興味深いです。

ソウルフルな女性Vo.のリフレインとベースラインで散々ボディージャックされてから、中盤あたりからリズムが走り出すA1"If You Believe"(sample1)、コズミックシンセが浮かぶシカゴトラックから低く重たいドゥーミーな鳴りのベースが蠢くB1"Wise Root"(sample3)は、WBEEZAらしい癖も効いている、オーセンティックなハウスグルーヴ。そしてTHEO PARRISHも好んで使いそうな屈折のディスコ・ワンフィルターでグイグイ引きずり込まれるA2"Wacky Racers"(sample2)や、ライブ感あふれるなタイトルトラックB2"Mo Bella"などの、シンプルであってハマると危険なループがヤバし！

「City Shuffle EP」や「Bagwag EP」もロングセラーを続けている、今やTHIRD EARを代表するアーティストWBEEZAの新作！MOSCAも激賞のA面「Peckham Fly」はシンプルなバウンシー・ビートの反復と高次を飛び交うSEの絡みがクレイジーなDJツール。GILL SCOTT-HERON「Billy Green Is Ded」を使用した、巧みに焦らす展開もナイスな硬めのフィルター・ディスコ・ハウスB面も、テクノ、ハウス等を問わずヘヴィー・プレイ必至のキラー・チューン。こちらもお聴き逃しなく！初回プレスのみシルバーのスリーヴ入り。サインペンの落書き風な手書きラベルもいい感じ。「Peckham Fly」(sample_2)はMOSCA大絶賛！

THIRD EARよりデビューした黒人ハウスクリエイターWBEEZA。個人的に注目したい男。北の都では既にフロアを猛烈にバウンスさせているモダン・ジャッキンハウス「A116」、MCをフィートした「All Those Beats」、ノイジーなパッドと淡々と打ち付けるイーブンキック「Hip Op」。シカゴ・ハウス?デトロイト・ビートダウンの香り漂わせる、折衷主義的なハウス感覚。EDDIE FOWLKESと共鳴しそうな少しジャンクなノリもあったりして、この人のリリースは毎度好きなんです。おすすめ。 (中村)

前作「City Shuffle EP」はLAWRENCEの来日時のプレイも印象的だったWBEEZA待望の新作は、リリースを控えるデビューアルバムの先行リリース（この2トラックはアルバムには収録されない模様）限定盤！これまでのようなアブストラクトな鳴りは控え、WILDPITCHなテイストも感じる、ハウシーにじっくりグルーヴするテンションもすごくいい。毎度のことながらWBEEZAは推薦です！！！ (カイハラ)

登場から瞬く間に本家デトロイト・ファンの心もがっちりつかんで、周囲にも凄くファンの多いWBEEZA。切望されていたアルバム「Void」もCDとDLオンリーながら話題になっているところで来ました！新作！コズミックで美しいソウルフルなディープテックを2タイプに、大きく影響を受けているだろうMOODYMANN譲りなブラックネス溢れるトラックを2タイプ。デトロイトへとリスペクトもたっぷりに、洗練されたマシーン・ファンクを聴かせてくれます。最高。DELANO SMITH、KYLE HALLらレーベルメイトも賞賛のコメントを贈っています。ジャケ無しです。 (カイハラ)

THIRD EARよりUKのWBEEZAなるアーティストがリリース。クラシカルなハウスフィーリングやデトロイト・ビートダウンを通過したモダンディープハウス。靄がかったボトムから鋭いハイハットやアブストラクトなサンプルが飛び出す、激シブ「ROKs Dogg」を筆頭に、捨て曲無しの4トラック。オススメです！ (中村)