RED AXESやMOSCOMAN周辺のモダン・エスニックとは一味違う、埃っぽい土着パーカッションと掻き鳴らされるマカロニ調のギター、ロッキンにスウィングするボトムグルーヴでキープするトライバルな”Real De Catorce”(sample1)、タップするベースとクラップ、スチールなシンセパッドや発信音渦巻く上層のシンセレイヤーを巧みに展開しながらビートレスでピークを演出する”Pace Is The Place”(sample2)、共にバッチリ。ラストの、SCI-FIなコスミック電子音の旋回で恍惚をさそいつつ、シャーマニックなフルートの調べで心をとりもどす”Walking To Xilita”(sample3)もオススメ！

ダーティかつインダストリアルなリズム・セクションにクラシカルで流麗な連弾ピアノがいいコントラストを生む”Take It Off”(sample1)は展開もグッド！声明のようなリチュアルなヴォイスと共にどこまでも昇りつめていくようなトランシーな”Where Is The Voice Of That Man On Acid”(sample2)は、サンフランシスコの〈HONEY SOUNDSYSTEM〉のコア・メンバーでもあるJACOB SPERBERのエイリアス・JACKIE HOUSEによるサイケデリックな空間の鳴りがヤバいジーニアスなリミックス”Where Is The Voice Of That Man On Acid (Jackie House Remix)”(sample3)も搭載です！

EBMテイストのロッキンなギターリフと変調ロボット・ヴォイスが印象的な、ウワ音や電子音の緩急でキープするタイトルトラック”Snake Language”(sample1)、オススメのBサイドはマリアッチ風のロウ・チューニングなギターが荒野に響く”Calo”(sample2)と精霊を呼ぶようなアンデス・フルートの音色と303アシッドが交錯するパワーボトムの”Yama”(sample3)が強力です。〈LOVE ON THE ROCKS〉いいリリースが続きます！