シドニーの新鋭MTTYによるメカニカルブレイクビートを軸にシネマティックなシンセサイザーを展開した「Ahhhhh!cid」(sample1)、オーナーJAD & THEがガラージスイングを忍ばせたテックプログレ「Headphones In Space」(sample2)など、OZ地下ローカルシーンの才能にフォーカス！注目はオーストラリア人で現在はロスに拠点を構えるエンジニアPOCKETが手がけたブレイクビート・プログレッシブのアンセム「Smoke Signals」(sample3)も収録した豪華な一枚。全曲内容が良いのでトラックリストからも是非。 (Akie)

オリジナルはカセット媒体でリリース、その後1996年にCDでも発売されたもののレコード化は初となる豪州エレクトロ・ブレイクス珍品。AISHAサンプルと幻想的パッドが降り注ぐエモーショナルアシッドハウス「Lost & Found」(sample1)や、初期レイヴなシンセリックとパーカッシブドラムが心地よく軽いブレイクス「Hot Knife」(sample2)など。オーストラリア拠点でありながら録音は英国マンチェスター、その影響かUK90sレイヴのフレイバーも感じる独特なダンスサウンド！ (Akie)