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Marion Cousin & Éloïse Decazes
Com a lanceta na mão
LE SAULE
- Cat No.: LSL55LP
- 2024-06-27
アヴァン・フォーク・ロック路線からさらに突き進んだBégayeのサウンド。ノイズ、アーリーミュージック、上記のコラージュセンスを行き来する絶妙のセンス。フォークロアのない現代人に送る音楽を探り、異世界のラプソディを奏でる・90sの最狂民族コラージュバンド、No-Neck Blues Bandを思い出す。尖ってます。かっこいい。 (Shhhhh)
Track List
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パリ/ベルギーのアヴァン地下シャンソン、Vincent Moon周辺でもあり孤高のレーベルであるLe Sauleから久々の逸品、、忘れてた頃に美しすぎる作品を届けてくれました。Gaspar Clausとの共演盤も素晴らしかったフランスのボーカリストMarion Cousinと、なんとEric Chenauxとも共作を出しているÉloïse Decazesとの共作。このÉloïse Decazesも面白くて、イタリアの現代作曲家ベリオによる、妻に捧げた世界フォルクローレ集アルバムのカバーなど演ってますね。
そんな両者による、ユネスコによる消滅危機言語ランク”危険”のシグナルが灯されたミランダ語の伝統歌の楽曲集。もちろんLe Saule独特のアヴァン / 尖り具合もありますが、伝統音楽独特の暗さと呪とそして優しさが根底にあり、ヨーロッパの独特のセンス / 尖り方ですね。ハイセンス。19世紀イギリスの鍵盤楽器コンサーティーナとブルブルタラングという大正琴がルーツのインドの琴のサウンドもフィーチャー。面白い〜! (Shhhhh)