ロンデニオンの〈RAGRANGE〉やハックニーの〈LANDED〉からのリリースなど、着実にキャリアを伸ばしてきている南仏出身のプロデューサーGIOVANNI DAMICOの最新作！やわらかな音色を散りばめたクリアーなシンセのレイヤーが揺らぐように波打つ”Saturn”(sample1)を筆頭に、ブラック・コンシャスなヴォイス・サンプリングをふんだんに盛り込んだブロークン・ビートダウン、撫でるようなピアノの指づかいにリラキシンでジャジーなフィーリングを持ったBサイドの2トラックも、彼らしさがバッチリ表れたナイスな１枚です。

GLENN ASTROがA1に提供した”String”の男性ヴォイスを残しながら、アーリーハウス調のアルペジオ・フレーズを聴かせつつ、高周波なループ音のフックで吊り上げる”Strings (Leon Vynehall Translation)”(sample1)や、アーリー・ジャングルなブレイクビーツを挟みつつムーヴするデトロイト伝統芸ともいえる爽快なシンセ・ストリングスがたまらないレイヴ・クラシックなトラック”Summer Of Love”(sample2)を聴かせる、〈Blind Jacks Journey〉や〈Burek〉で活躍中のハンガリアン・GNORKのこちらもレコメンド！全５トラック。