オールドスクールなB-BOYヴォイス・サンプリングを使いつつ、微細かつモスキートな電子音を遊泳させたマイクロ・にミニマル・グルーヴの”Inveighed”(sample1)や、HUBBLEファンにもオススメな、ポスト・クラシカルなチャイムなどのインプロや不規則にトビ出す捩じれた音響をアクセントにしながら桃源郷へとナヴィゲートする”Nothing Happens”(sample2)あたりお薦めです！〈2ND DROP〉や〈NILLA〉からのシングルで聴かせたブロークンビートのセンスも秀逸な、アクアティックでトリッピーなダブの”Someone”(sample3)ほか、全８トラックの２枚組！トラックリストからも是非どうぞ。

ミシガンのインターロッケン・アートアカデミーでピアノを勉強し、ロンドンの王立音楽アカデミーでの研究期間を経て、現在ベルリンに在住という経歴の持ち主！上記の２つのレーベルの中庸を捉えるようなスタイルの”Plus Ultra EP”は個人的にも撃ちぬかれた要注目な褐色肌のプロデューサー・AFRIQUA、いびつに動き回るヴィヴィッドなベースにリズミカルなヴォイス・チャント、そしてアクエリアスの水瓶から零れ落ちるような美しく清らかな電子メロディーが隙を与えない確かなプロダクションの上で展開されている、見事なテック〜ミニマル・ディープハウス世界を聴かせます！レコメンド。