- 12inch
Julia Govor
Litmus
Hypertone
- Cat No.: HT08
- 2015-06-28
前作、ロシアのADJUSTMENT BUREAUのシングルも瞬く間になくなっていったUS〈HYPERTONE〉の最新作!ミニマルハウスというよりも、DASHA RUSHや〈FULLPANDA〉あたりのダークな香りが漂うJULIA GOVORのアシッディーなトンネル・ミニマルなオリジナル”Litmus”(sample1)に始まり、今年ルーマニアの〈ALL INN〉からアルバムもリリースしたニューヨーカー・KAMRAN SADEGHIによる、元にあったグルーヴ感はそのままにアブストラクトな質感でジワりとビルドアップしていく絶品リワーク”Litmus (Kamaran Sadeghi Chemical Rework)”(sample2)、そしてレーベル首謀のNOEL JACKSONによる、ムダを省いて骨格のみを残しながらアンビエンティックなフローティング・シンセを浮かべた”Litmus (Noël Jackson Remix)”(sample3)、こちらも最高です。
自らの作品リリースは少ないものの、デトロイト周辺のニュータレントのみならず海外の新勢力を発掘し、リリースしたその作品にてリミックスを手掛けたりもするNOEL JACKSONの〈HYPERTONE〉の第6弾に登場したのは、こちらも新参のロシアン・デュオ、サンクトペテルブルグのDENことDENIS KONDRASHENKOとVLADMIR SAXNOVからなる盟友2人の、初ユニット名義ADJUSTMENT BUREAU!ドライかつプリミティヴなリズムや鳴り物に、スピーチと観客のスタンディング・オベーションな拍手を交えてギアを加速させるタイトル・トラックの”Epine Vinette”(sample1)、これにフローティングなウワ音を足しつつ、ほぼボトムの緩急のみでメリハリを与えたNOEL JACKSONによるリミックス(sample2)を加えたAサイド。そして、耽るような甘美さが味わい深い、サティ的なピアノをフィーチャーした低音の蠢くようなトラック、静寂のジャズブレイクから立ち上がる具合もバッチリな”Pianino”のエロさ。これはいいです、お早めに!
スペイン・ニューカマーIván López Gonzálezによる空間系アシッド・ミニマル4トラック。どこか独特に外れたキーの無遊症シンセのレイヤーがソフトな不協和音を生む、クールな佇まいでクセありな浮遊感のミニマルハウス。じっくり抑えた展開によってより深く染み込んでくるタフなリズムが男前な使えるツールは、まだフレッシュなキャリアのデトロイトの新興<HYPERTONE>からLTD.250の僅少リリース!!
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ミニマルハウスというよりも、DASHA RUSHや〈FULLPANDA〉あたりのダークな香りが漂うJULIA GOVORのアシッディーなトンネル・ミニマルなオリジナル”Litmus”(sample1)に始まり、今年ルーマニアの〈ALL INN〉からアルバムもリリースしたニューヨーカー・KAMRAN SADEGHIによる、元にあったグルーヴ感はそのままにアブストラクトな質感でジワりとビルドアップしていく絶品リワーク”Litmus (Kamaran Sadeghi Chemical Rework)”(sample2)、そしてレーベル首謀のNOEL JACKSONによる、ムダを省いて骨格のみを残しながらアンビエンティックなフローティング・シンセを浮かべた”Litmus (Noël Jackson Remix)”(sample3)、こちらも最高です。