- LP
- Recommended
- Back In
DJ Cam
Best Of
Inflamable
- Cat No.:
- 2018-01-30
90年代中期にアブストラクト、トリップホップ、ブレイクビーツ等のシーンで活躍してきたフランスを代表するプロデューサーの一人、DJ CAMが活動の場をカリフォルニアへと移し、7年ぶりにニューアルバムをリリース。彼らしい透明感のあるジャジーなダウンテンポ・トラックからヴォーカルをフューチャーしたロック・テイストの楽曲までより幅の広い層にアピールする好内容。懐かしい空気感を残しつつも、確実に進化した7枚目となる復活アルバム。 (土橋)
のようです。ともすればギリギリな趣きのジャジーなラウンジトラックが、INLOVE嬢のクラブマナーではないシルキーなボーカルがそうはさせておらず、R&Bやクロスオーヴァージャズ的というよりは、もっと広い意味で聞かれるべきボーカル作品に仕上がっています。MINNIE RIPERTONに捧げた""For Minnie Riperton""、それにBURT BACHARACH""The Look Of Love""、MICHAEL JACKSON""Rock With You""のカバーも必聴です。さらっとミックスに混ぜられると「わおっ!」ってなっちゃいますね。 (住友)
ページトップへ戻る
フランス、DJ CAMならではの洗練&気品のスピリチュアル・ジャジーでアブストラクトな落ち着き端正なヒップホップ工芸品の数々のマスターピース名曲達が、J Dilla、Dj Premier、Lord Finnesseらのリミックスによる名クラシックスも含めてばっちりと収録されております。とはいえ、やはり本人によるインストゥルメンタル・ヒップホップ・ダウンテンポトラックが唯一無二のイマジナリー珠玉。内省ダウンテンポ・フォーキーソウル名曲B4「Swim feat. Chris James」も美しい。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)